TigerことMac OS X Ver. 10.4が発売されてから今日でちょうど一週間になります。blogなどを見ていると、アクティブなMacユーザのほとんどがすでにTigerへのアップグレードを済ませてしまっているように見えますが、私は依然としてVer. 10.3.9 Pantherを使い続けています。

私がMacを使うようになったのは、ノートPCを購入するにあたってメーカーがサポートするUnixマシンが欲しいと思ったからであって、今現在も全くMacらしい使い方をしていません。普段主に使用するアプリケーションと言えば第一にEmacsであり、次いでターミナルエミュレータのiTerm、そしてその次がようやくウェブブラウザのSafariといったところです。もちろん、Macの美しいフォントや各種アクセサリ類は気に入って使ってはいますが、なくて困るというものでもありません。

PantherからTigerへのバージョンアップの内容については、高速検索機能のSpotlight、各種ミニアプリケーション”Widget”を起動するDashboard、RSSをサポートしたSafariなどが主なものとされていますが、私がiBookで作成するのはほとんどHOWMのメモだけですし、WidgetはKonfabulatorを以前から使用していますし、RSSは全てBloglinesで管理・閲覧していますので、これらだけではほとんど魅力を感じることができません。この他の細かい変更点ではCtrlキーとCaps Lockキーの入れ替えをOSがサポートするようになったとか、Pantherよりもアプリケーションの動作が軽くなるだとか、若干惹かれるものがあるにはあるのですが、それが14800円という代金に見合うものとは思えず、購入には至っていません。

それよりも、本当かどうかはっきりしないのですが、「Tigerを再起動させると任意のファイルがランダムに消失する」(『任意』というのが若干意味不明)という噂が一部方面で騒ぎとなっているということも気になります。さすがにそんなバカげたことはあり得ないのではないかと思うのですが、万一ということを考えると二の足を踏んでしまいます。

ただ、今後アップルの各種改良の対象はTigerに移っていくわけで、Pantherについてはセキュリティアップデート程度にとどまってしまうのは我慢しなければならないでしょう。また、当然ながら一部非互換な部分があり、徐々にPantherでは動作しないアプリケーションも増えてきてしまうでしょうから、いつかは踏ん切りを付けなければいけないことになるでしょう。それまでにまた次のバージョンがリリースされると嬉しいのですが、バージョンアップの間隔を拡げるというようなことも言われていたので、どうなるかわかりません…