ネット通販サイトの価格比較サイトは現在いくつかあるようですが、その草分けである価格.comが11日から何者かにクラックされ、データの改竄が行われてしまったということで、14日から一週間の予定でサービス停止することになってしまったそうです。アタックは中国にあるマシンからという証拠もあるようで、中国の反日サイトの掲示板には一時犯行声明らしき書き込みもあったそうですが、現在はその書き込みは消されてしまっているそうです。

今回の件についてカカクコムが被害者であることは間違いありませんが、11日から侵入とウィルスを埋め込まれたことを知っていながら、14日までそのことを公表せず、危険な状態で運営を続けていたということについては批判の声も強いようです。カカクコム側としては何とかサービスを止めずに穴を塞ぎたいということだったのでしょうが、クラッカーとのいたちごっこに勝つのは至難の技でしょうから、まずはネットワークからの隔離というのが基本だったのではないでしょうか。

私自身もこれまで何度となく価格.comを利用して通販で安く購入することができましたが、今回の対応については疑問を抱かざるを得ません。確かにサイトを一時閉鎖するということはカカクコムの経営に直結する非常に重大な決断となることでしょうが、そこで会社の利益を優先してしまったということであるとすると、JR西日本と同じ穴の狢と言われても仕方ないのではないでしょうか。人命にこそ直接は影響しませんが、数多くのPCにウィルスをばらまいてしまったとなると、現代では経済的な影響は計り知れないものになります。

サービスとしては非常に画期的かつ有用なものだったので、ユーザの一人として是非早急に対策・復旧してほしいものだと思います。また、このようなサイバーテロというのはれっきとした犯罪なので、然るべき機関により断固とした処置を取ってもらう必要があります。しかし、本当に中国人による反日運動の一環なのだとすれば外交問題にもなりかねませんが、実際には単に頭のおかしな奴が先走っただけでしょうから、こじれてしまわないことを祈ります。