冗談だとばかり思っていたことが本当だったようです。

郵政民営化法案が参議院で否決された場合衆議院を解散する、という小泉首相の予告通り、衆議院は解散総選挙が行われることになり、その際採決時に民営化法案に反対した議員は公認しないという強硬策が取られているため政界は多いに混乱しているわけですが、そんな中自民党からライブドアの堀江社長が出馬する方向で動いているようです。

ホリエモンにとって政界進出がどういうメリットを持つのかが今一つ理解できませんが、彼なりにプラスになることがあると判断したからこそ受け入れることにしたのでしょう。私にとっては政治家になりたいという人の気持ち自体が理解できませんが、あれだけ頑張れるということは権力への欲求が強いのか、あるいはそれだけの利権があるということなのでしょうか。ホリエモンについてはどちらもあまりなさそうですが。自民党と民主党の双方からアプローチがあったそうですが、最終的に自民党の方を選択したのは現実的なところでしょう。当選後、議会での影響力を考えても賢明ではないでしょうか。

自民党にとっては球界参入やニッポン放送買収の騒動で知名度があり、旧習に囚われないところが改革派のイメージに合っているとでも考えたのでしょう。抵抗勢力を打倒するためにはもはや手段を選ばない、との感さえありますが、選挙が終わったらポイということにはならないかがちょっと心配です。ホリエモンがこのままblogを続けていてくれれば他の政治家もなかなか無碍な扱いもできず、また面白いこともありそうですが、忙しくてそれどころではないでしょうか。

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