郵政民営化反対派が相次いで作った「国民新党」と「新党日本」ですが、互いの党員を融通して公職選挙法の政党の要件を満たすよう調整するなど連携した動きをしています。政策的な主張の違いも全くわかりませんし、選挙民としては一体何のために別の政党を作っているのか訳がわかりませんが、彼らには何か彼らの論理があるのでしょうか。

しかし人のことは言えないのかもしれませんが、どちらの政党も公式サイトのドメイン名はセンスがありませんね…国民新党はなぜか”.biz”ドメインですが、これはあくまで政治はビジネスだ、という主張なのでしょうか。「基本政策・方針」を見るとクドすぎてまともに読む気にもなれませんが、それはそれでいいのでしょうか。「国民のため」というと耳ざわりはいいのかもしれませんが、そうして甘い政策を取り続けてきたせいで今の日本の借金があるわけで、これを何とかしてもらおうと年寄り連中に期待するのは無理なのでしょうか。

一方新党日本の方はどう血迷ったのか”love-nippon”などという、spamサイト紛いのドメイン名で探すのに苦労してしまいましたが、内容がまるでないので探して損をしたような気になりました。壁紙としてセンスのない画像を公開していますが、支援者のPCでは使用されているのでしょうか。とりあえず各党員の事務所のPCにはちゃんと設定されているのでしょうね。しかしホームページに掲載されているスローガンが画像になっているのはフォントに拘りがあるからなのかもしれませんが、いちいちふりがなが振られているのはどういう意味があるのでしょうか。とりあえず有権者であれば義務教育は修了しているはずなのでこの程度の漢字は読めないと困るのではないかと思いますが…まあケチをつけ始めればいくらでもありそうなのでやめておきます。

まあ、「小泉改革」を支持する・しないはあるかと思いますが、これらの新党には大した主張がなく、単に比例代表での当選機会を増やすための選挙互助会でしかないように見えます。まあ、ムネオ新党こと新党大地よりはマシかもしれませんが…松山千春も同郷とはいえ一体どうしてしまったのでしょうか。

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