slashdot.jpの記事によれば、情報処理学会の学会誌に「日本人情報技術者のレベルは世界最低?」という記事が載っているそうですが、身の回りを見渡す限り、確かに低レベルの技術者モドキが多数を占めているなあ、というのを感じます。
というよりも、専門的知識を一切持たないまま現場に投入され、習うより慣れろを地で行く人が殆んどであるように思われます。
私の職場は純粋な情報技術職ではないので、なかなか専門家を連れてくるというのは難しいのだとは思いますが、プログラムを作ることを業務としている課なので、せめて大学の授業ででもプログラムを自分で作って動かしたことがある、というようなレベルの人であってほしいです。
技術者として優れた素質を持っていながら、より良い待遇を求めて金融関係の職に就いてしまう理工系学生がいる、というのも日本の技術者のレベルが上がらない一因といえるでしょう。
給料の安い技術者である私には銀行員の給料がなぜあれほど高いのか、全く納得できません。
果たしてそれだけの能力が必要な職業なのでしょうか?
破綻の危機に瀕していて国庫から補填を受けるような立場にある企業の職員が、破格の待遇を受けているということに非常に不満を感じずにはいられません。