
この正月、妻の実家に行く際に何か手土産を、ということなのですが、義母は最近「糖尿の一歩手前」と診断されて一切甘い菓子類を食べられなくなってしまったそうです。そうなると土産の定番と言える和菓子などを買っていくわけにもいかずこちらもちょっと困ってしまうのですが、実家に行く途中でちょっと寄り道をするとヤマサ蒲鉾の工場があるのでそちらの寄って工場直売の蒲鉾を買って行くことにしました。
こちらのかまぼこ工房 夢鮮館という直売コーナーでは一般の食品店で売られているようなパッケージ品のほかに、様々な具材の入ったできたての蒲鉾をその場で揚げたものも売られています。10種類以上揃った揚げ蒲鉾は全て試食しながら選ぶことができるのですが、こちらはさらに揚げたての物を大ぶりにカットして並べてあるので、とても美味しくこれだけでお腹いっぱいになってしまいます。ちょっと時間が経つと目の前で廃棄されてしまうのがちょっともったいない気もするのですが、味だけでなく衛生上の問題もあるでしょうからこれは致し方ないことかもしれません。
というわけで私達もついつい色々食べたくなってしまい、大きなトレイに次々と入れていってしまいたくなるのですが、あまり沢山あっても困るのでなんとか6種類ほどに絞って買いました。この中で私が気に入ったのがイワシ、チーズ、野菜握りの3品です。イワシはすり身自体は白身魚のもので、その中にほぐしたイワシの身が小骨ごと混ぜられていて、栄養もありそうで青身魚好きの私にはたまらない一品でした。チーズは「チーかま」などでお馴染みの通り蒲鉾との相性がいいチーズをサイコロ状にカットしたものが混ぜこまれたものです。野菜握りは各種の野菜が混ぜられたものを握って長細い形にしたものですが、シャキシャキ感の残るタマネギの風味がいい感じでした。
練りものに対して「得体の知れない小魚が何でも練り込まれていて気持ち悪い」というとんでもない先入観を持っている義母も、今回の蒲鉾の味には満足してもらえたようでほっとしました。出掛ける間際に蒲鉾を見付けた義弟もイワシを丸ごと咥えて「ウマイ!」とだけ叫んで出て行ったそうです。
ちなみに夢鮮館の2階には床いっぱいに蒲鉾板を流用した積み木が広げられていたりして、幼稚園くらいまでの子供を遊ばせるにもいい場所になっています。また、土曜日と月に数日の工場休業日以外は工場見学もできるので、ちょっとした日帰りレジャーには手軽でいいのではないでしょうか。姫路城見学のついでにでもいかがでしょうか?
