Award Softwareやってしまいました…

最近、自宅PCがハードディスクの一部ドライブを認識しなかったり、USB2.0のデバイスをうまく認識できなかったりするな〜、と思っていたのですが、何気なくBIOSの更新情報を見てみると新しいバージョンのものがリリースされていました。USB2.0に関する修正も行われているということなので少しは改善が望めるかも、ということであまり深く考えずにアップデートしてみたのですが…

Windowsから更新できるツールも用意されているのでBIOSの更新も以前よりはるかに簡単になってしまっているのですが、これも問題です。簡単にちゃちゃっと起動すると「リカバリーディスクを作るか?」と聞いてくるのですが、今までも何の問題もなかったし、まさか大丈夫だろう、とたかをくくって作らずに作業を進めました。まあ、これが失敗だったかというとそういうわけでもなく、レスキューディスクがあっても何の助けにもならないことは後でわかるのですが。

ということでBIOSの書換を始めると、なぜかいやに時間がかかります。これまでは1分程度で終わっていたものが3分以上かかっています。そして書換が終わると自動的にベリファイが始まるのですが…エラーです。ここで青ざめながらもう一度やりますが…また同じところでエラーです。何度やっても同じです。ベリファイエラーになるということは正常に書けないビットがあるということになりますが、1ビットくらいなら何とか起動するかもしれない、という淡い期待をもって再起動してみますが…残念ながらチェックサムエラーで止まってしまいます。

慌ててマザーボードのメーカーのウェブサイトなどを調べてみると、リカバリーディスクの作り方というのがあるので、職場のPCを使って作って自宅に帰って試してみようとすると…今度はチェックサムエラーも出ずにすぐに電源が落ちてしまうようになりました。この状況の変化はどういうことなのかよくわからないのですが、こういう状態ではリカバリーディスクも何の役にも立ちません。エラーが出ている時にあれば何とかなったのかもしれませんが、もはや手遅れです。

ということで、メーカーに送ると3000円でBIOSを復旧してくれるというサービスを利用するか、諦めて新しいマザーボードを買うか、などと思案してしまうのですが、そもそもベリファイエラーになるということはマザーボード上のフラッシュROMの故障ということになります。私のマザーボードには2年保証が付いているらしいのですが、買ってからまだ23ヶ月目のようなので保証が効きそうです。これからメーカーに問い合わせてみようと思っているところなのですが、果たしてどうなることでしょうか。

とりあえず私にはiBookもあるので今はこちらがフル活用されているのですが、20インチUXGAのモニタを横目に12インチXGAという狭い環境で作業するのはかなり辛いので、早く何とかしたいところです。手っ取り早いのは買い替えですが、買って2年とはいえ、Athlon 64 3000+という当時としてはそこそこハイスペックなものを買ったおかげで今でもパフォーマンスにはほとんど不満を感じていなかったので、今買い替えるのは得策とは思えません。また、CPUのソケットはSocket 754からSocket AM2に、RAMはDDRからDDR2に、ビデオカードもAGPからPCI Expressに主流はそれぞれ移行してしまっているので、今のパーツで流用できるのは各ディスクドライブと電源程度になってしまい、かなり大掛りな投資が必要です。せめてVistaは待ちたいところなので、やはり3000円で復旧というのを選ぶべきでしょうか。ということでまずはメーカーにメールですね。

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