Gatorade日本ではスポーツドリンクといえば何を置いてもポカリスエットを思い浮かべる人が殆んどではないかと思いますが、アメリカではその草分けであるGatoradeがスポーツドリンクの代名詞的存在として、現在までトップシェアを誇っているのではないでしょうか。日本サイトゲータレードの軌跡によれば、1960年代中頃にFlorida Univのアメリカンフットボールチーム、Gatorsの成績向上のために研究・開発されたのがその起源のようですが、それから40年以上経って今なお世界ナンバー1であり続けるというのはなかなか大したものですが、現在はPepsiCoの一部門であるQuaker Oatsの製品となっているようです。

しかしながら日本では知名度こそそれなりにあったもののアメリカからそのまま持ってきても味が濃すぎたのか本格的に展開されたのは2004年から、とつい最近のことのようです。日本独自の味とパッケージでじわじわと浸透してきているようです。Wikipediaの英語版を見ると世界中で100種類以上の味で展開されているということで、これには驚かざるを得ません。名前を見ても何の味なのだかさっぱりわからないものも多いものの、MangoやRaspberryなどおいしそうなものも数多くありどこかで入手して飲んでみたいものですが、今のところ日本では残念ながら1種類のみの販売となっています。

Gatorade 525ml bottleもともと点滴薬を作っていた大塚製薬がポカリスエットを開発したということもあって、スポーツドリンクというのはちょっと味付けされた生理食塩水のようなものだと思ってしまうので、私は何だかもったいない気がして実は普段はあまり買いません。しかし、やはり喉の乾きを即効的に潤したいというときにはその浸透スピードが魅力的に感じて買ってしまうのですが、そういう時にGatoradeがあると私はほぼ迷わずにこれを選んでいます。

それは何故か、というと味が好みであるとか世界ナンバー1だからだとかいうこともないではないのですが、実は525mlのペットボトルの口が広く飲みやすいから、というだけだったりします。私がスポーツドリンクを買う時、というのは基本的にかなり水分不足を感じている時なので、普通の缶やペットボトルの飲み口ではもどかしく、いくら飲んでも潤った気分になれないのですが、Gatoradeの飲み口は広くできていて理想的です。飲み物の性格からしてこれは結構重要なことではないかと思うのですが、他のメーカーが追随しないのはやはり何かの縛りがあるのでしょうか。

人一倍汗かきな私は、真夏の炎天下でテニスをしていた大学生の頃はそれこそ2時間で2リットルのペットボトルを空にするくらい水分補給が必要でした。

ゲータレード発明以前まで、アメリカンフットボール選手の熱中症による死亡例が、年間17〜18件程ありました。しかし、発明後、その数字はほぼゼロとなりました。

ということですから、スポーツをする時の適切な水分補給が重要だということなのですが、私も最近はさすがにそういうこともなくなってしまい、いいのか悪いのか微妙に感じる今日この頃です。

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