昨日は幼稚園で仲良しの子の家族に誘われて、スキーに行ってきました。私にとっては実に6年振りになります。子供が生まれたばかりの頃、さすがに妻を置いて一人で行くのは…と思って敬遠しているうちに、3年ほどのブランクがあると歳も歳だし骨でも折るのではないかと怖くなってしまっていました。しかし、今回誘っていただいたご主人は整形外科の先生ということで、万一の場合にはすぐに診てもらえるのではないかと安心して滑りに行くことができました。休みの日にお仕事をさせてしまうのは申し訳ないし、第一骨折自体は痛いしできれば折りたくはないのですが。

私は十年ほど前から専らスノーボード派なのですが、子供には無難なスキーから始めさせることにしました。スキーに比べてスノーボードの方がとっつきは難しく、底は浅いというのが両方やってみた私の印象なのですが、恐らくそう間違ってはいないのではないでしょうか。整形外科医から見ると圧倒的にスノーボードによる怪我の方が多く、また派手なので怖くて自分にはできないと言われていました。半身不随になるケースも多いそうですが、これは初心者が無茶してジャンプ台やハーフパイプに挑んで頭から着地するようなことになるからのようです。私はアルペンのボードにしか乗ったことがなく、ソフトブーツは履いたこともないのでこういったこととは無縁なので、スノーボードだから特に危険というわけではないと思っています。

私は今回もスノーボードを持って行ってしまったので、長男のコーチはご主人に任せてしまい、私は次男と雪の上をトコトコ歩き回ったり、ソリに乗ったりしていました。途中からは女性陣に子供を任せて男どもは勝手に滑りに行きましたが、私は最初にバランス感覚を取り戻すまで苦労しました。2,3本滑るとだいぶ以前の感覚が戻ってきましたので、まさに「体が覚えていた」ということなのでしょう。さすがに若かりし頃と同じようにはいきませんが、そこそこの斜面でも気持ち良くカービングを決めることができ、久々の爽快感を味わうことができました。

今回は子供中心なので初心者用バーンがメインの「アップ神鍋」に行ったのですが、以前(7年以上前になりますが…)は初心者でいっぱいだった緩斜面が日曜日だというのにまばらで、駐車場もかなり余裕がある状態でしたが、やはりスキー人口はどんどん減少していっているのでしょうか。今の20代の人にとってはスキーに行くなど時間と金がかかって疲れるだけなので魅力に感じられないということなのでしょうか。最近は若い頃にスキーブームを経験した世代の親が子供と一緒に滑りに行くというケースが多いそうで、自分達もそうですが、今回もそういった家族連れが目立ったように思います。そんな中でも8年も前に買った古臭いウェアを着ているのは私くらいだったのですが…

一昨日には子供のウェアを買うためにこれまた久し振りにアルペンに行きましたが、最近は板の売り場に行っても普通の(と自分が思っていたような)アルペンスキーの板はほとんど売られていないのですね。スキーといえば幅広でくびれたカービングスキーか、ショートスキーになっていて、あとはフリースタイルのスノーボードばかりになってしまっていました。それでもアルペン(not店名)のボードは全くないのはちょっと寂しい気もしましたが、それはアルペン(店名)だからで、もっとハードなスノーボード専門店に行かなければいけないということで仕方ないのでしょうか。

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