以前から我が家では春から秋にかけてムカデがよく出没し、先日も次男が寝ている間に咬まれて大騒ぎをしたところですが、今年になって新しい仲間が加わってしまいました。
それは巨大に成長した地グモです。もともとマンションの廊下などではたまに見掛けることもあったのですが、胴の幅が10mm以上もあるような茶色いクモが家の中を徘徊するようになってしまったのです。先日は朝食の準備を始めようとした妻がいきなり悲鳴を上げるので、何事かと思って指差すシンクの排水口の方に寄って覗き込んでみると、そこには胴幅が20mm以上、脚を広げた幅は150mm以上もあるような巨大なクモがじっとしていました。
さすがにここまで大きくなってしまったクモは始末するにしても潰してしまうというのはこちらの気分もよろしくないので、ビニール袋に入れて様子を見ることにしていましたが、翌朝になると窒息してしまったのか身動きしなくなっていました。その後、ペットにしていた昆虫であれば手厚く葬られるべきところがゴミ箱へ直行となってしまうというのも悲しいことですが、見るのも嫌だという妻もいるので仕方ありません。
しかし、そもそも蜘蛛というのは毒グモでもない限り、巣網を張るタイプでなければ人間に対して害があるわけではなく、逆に害虫などを食べてくれるありがたい存在なのではないかと思い、私は「放っておけばいいのに」と思っているのですが、見た目でかなり損をしてしまっているようです。まあ、人間の食べ物の上をうろつかれたりすると不潔で良くないというのはわかりますが、ゴキブリのように増殖するというわけでもなく、ムカデのように咬むわけでも蚊のように刺すわけでもなく、ハエのように病気を媒介したりブンブン飛び周るわけでもありません。
クモにしろムカデにしろ、家の中でしばしば遭遇するなんて一体どんな山の中の家なのかと思われるかもしれませんが、一応都市部のマンションの、しかも5階だったりします。しかしながら、山の斜面に沿って建つ傾斜した建物で、通路の反対側はそのまま木が生える山になっているようなところなので、秋になると虫が賑やかに鳴いていたりもしますので仕方ないのかもしれません。
それにしても、このような虫を食べる生き物が家の中に入ってくるということは、そのエサになる虫が家にいるということなのですよね。それはきっとゴキブリなのでしょうが、その割にはあまり遭遇しません。その前にクモやムカデが食べてくれているのでしょうか。だとすれば退治してしまわない方がいいですね。
