日本でのF1グランプリは毎年鈴鹿サーキットで開催されていますが、2006年からはこれに加えて富士スピードウェイでも開催される可能性が高くなっているとのことです。富士スピードウェイは1970年代にもF1日本GPが開催された名門サーキットですが、2000年にはトヨタに買収されており、ホンダが所有する鈴鹿だけでなく、ということは当初から言われていました。

パシフィックGPといえば1995,95年にはTIサーキット英田で行われたことがあり、またオートポリスでアジアGPの冠で開催まであと一歩のところで経営上の問題から惜しくも逃してしまったことがあります。富士であれば経営的な問題はありえないので、一度開催されるとなれば継続的に行われることが期待できます。

しかし、日本での開催が増えるということはうれしいのですが、鈴鹿と富士では中部地方に固まってしまっているので、もう少し離れたところで開催したほうが良いのではないかと思ってしまいます。立地的にはツインリンクもてぎとTIサーキットくらいがちょうどいいのではないかと思いますが、さすがに鈴鹿ははずせないでしょうね。私のところから英田ならすぐに行けますので…というのは全く個人的ですが、北海道・東北や九州の人がF1観戦に行くとなるとかなりの負担になると思いますので、全国のファンがもう少し気楽に見に行けるようになると日本でのF1もさらに盛り上がるのではないでしょうか。

いずれにしても、観戦のチャンスが2倍になるということで、今まで諦めてしまっていた私も見に行くことができるかもしれません。富士の方は関東からの交通の便もいいので混雑しそうですから、私は鈴鹿の方を狙うことにします。とはいってもまだ噂に近い状態ですし、再来年の話なのですが。

関連投稿