何か面白いニュースはないかな、とGoogleニュースを眺めていたところ、まいどなニュースというニュースサイトの「「指定席でも譲るべき?」新幹線車内での子連れ・妊婦への配慮を巡りSNSで賛否、JR東海の見解は?」という記事が目に留まりました。記事の内容はそのタイトルの通りですが、「帰省ラッシュで混み合う年末年始の新幹線車内で、指定席の乗客に対して、子連れやヘルプマーク所持者であることを理由に、「席を譲ってほしい」と要求する自由席特急券の乗客がいた、という投稿がSNS上で大きな話題となった。」というものです。

この記事の元になっているSNS投稿は見つけることができていないのですが、この記事に関してもあちこちで取り上げられているので私が語るまでもないかもしれません。しかし、この件について「善意で譲るべきだ」と言う人と「指定席券を買っているのだから譲る必要はない」と言っている人とで二分されているというのはちょっとした驚きです。というか、譲るべきだという人のことはかなり無責任に感じられ、本当に自分の身に降りかかってもそんなことが言えるのか、と思ってしまいます。

妊婦になったり子連れになったりということは急になるものではなく、あらかじめわかっていることなのですから、帰省が必要なら事前にしっかり指定席券を確保しておくべきだと私も思います。百歩譲って親戚に不幸があったなどということがあったとして、譲ってもらう必要があるのであれば、自由席車両へ行って、自由席の乗客に譲ってもらうべきでしょう。のぞみが全席指定席になっている繁忙期のことなのであればそもそも自由席券で乗車することはルール違反でしょうし、少々時間がかかったとしてもひかりなどであれば問題ないのではないでしょうか。

ただ、この件に関しては答えが出ていて、JR東海からの説明では、指定席は指定席特急券を持つ人のための座席であり、また使用開始後に乗車券などを交換することも禁止、ということなので、仮に譲ったとすればそれ自体が違反行為だということになります。特に後者(交換禁止)はキセル行為を防ぐために必要なものなので、決して認められることはないのではないでしょうか。

私の言うことは冷たく聞こえるかもしれませんが、他に手段があるのに自分に都合のいい主張を押し通そうとする人にかける情けはありません。これが通勤電車の車内なのであれば、積極的に譲りたいという気持ちもあるのですけどね。でも最近は、そうこうしているうちに自分が譲られる側になっているのではないかという恐怖もあります。