いくらコーヒー好きの私でも、暑い時にはどうしてもホットコーヒーは体が欲さず、冷たい飲みものを飲む機会が増えます。おいしいアイスコーヒーがあればベストなのですが、市販のボトル入りのものやホットコーヒーを冷やしただけのようなものは味に満足ができず、なかなかおいしいものに巡り会うことができません。
コーヒーには様々な淹れ方がありますが、アイスコーヒーに最適なのは「水出し」です。長い時間をかけて低温の水によって抽出することによってコーヒーのコクと旨みを引き出し、過熱しないために酸化しにくくまろやかな味を楽しむことができるのですが、何しろ時間がかかるのでなかなか気軽には飲むことができませんでした。コーヒー専門店の店頭には高さ1m以上もある大きな装置が置かれていることがよくありますが、あれを一般家庭や普通の飲食店には置くことは難しいでしょう。
しかし、今回購入したハリオの「水出し珈琲ポット」を使えば簡単に家庭でも水出しコーヒーを楽しむことができます。
使用するコーヒー豆は深煎り・中細挽きが適しているということですが、あいにくそういう都合のいい買い置きはなかったので、とりあえずスーパーで買った適当な安売りパックの豆を使って淹れてみることにしました。
1回に1リットルのコーヒーができ、抽出には8時間かかるということなのですが、普通は寝る前に作っておけば朝起きたときにはおいしいコーヒーができている、ということになるので、これは大した問題にはならないのではないでしょうか。私にはそれよりもポットに水を注ぐ際にかかる手間の方が予想外でした。考えてみれば当然なのですが、最初に水を入れる時には一旦コーヒーを通過させることになるのでドバドバと注ぐわけにはいかず、フィルターでドリップする時のように適当なペースでゆっくりと注ぐ必要があります。また、注ぎ口は狭いのでかなりゆっくりとしたペースになってしまうので、1リットルの水を注ぐのに20分程度もかかってしまいました。まあ、じっと注目している必要はないので、テレビでも見ながらのんびりとやっていればいいので実際には大した問題ではないかもしれません。
ということで早速昼頃セットして、ちょっと長めになってしまいましたが9時間後に飲んでみました。味の方は豆の影響が大きいでしょうからあまり参考にはならないと思いますが、まろやかでコクがあり、私の苦手な酸味がほとんどないものとなりました。深煎りの豆であればもうちょっと濃い味になるのではないかと期待して、今度「アイスコーヒー用」と謳われているような豆を選んで買ってきて試してみたいと思います。
セットするのが面倒とは言いましたが、一旦ホットコーヒーを淹れてからそれを室温まで冷まし、それから冷蔵庫に入れるということと比べればまだ楽かもしれません。その結果淹れたアイスコーヒーがよりおいしければ文句の付けようがありませんから、適した豆を見付けるまでは試行錯誤してみたいと思います。一回1リットルのコーヒーを淹れるためには80gの豆が必要とされていますので、あまり高価な豆を使うのは勿体ないかもしれませんが、安売りパックではやはり限界がありますよね…

