
Krakozhiaという東欧の国からNew Yorkに来たものの、フライト中に祖国でクーデターが勃発して政権が倒れてしまったために合衆国への入国を拒否されて、内戦の続く間一年近くにも及ぶ空港暮らしを余儀無くされてしまった男のストーリー(長い…)、The Terminalを観ました。まあ、実際には人道的にもありえない話でしょうが、映画なんてみんなそんなものでしょう。
主演はTom Hanksですが、英語の話せない、冴えない外国人を非常にうまく演じていて、彼以上にこの役をこなせる人はいないのではないかとさえ思えます。ストーリーは完全に主人公のVictor Navorskiを中心に展開されているので、演じるのが彼でなければ全く別の映画になっていたのではないでしょうか。
JFKから離発着する旅客機に搭乗するCAの一人であるヒロイン、Amelia Warrenを演じるのは、私が最近Ocean’s 12を観て惚れてしまったCatherine Zeta Jonesです。実はこのThe Terminalは彼女が出ているからということで観る気になったのだったりします。やはり綺麗です…役の上では39歳と告白して驚かれるAmeliaを演じているのですが、実際の彼女も私より年上とは思えない美しさです。さすがに静止画像で見ると目尻の小ジワは隠せないようですが…
この映画、私が観る前に勝手に思っていたのとは全く違うハートフル・コメディーでした。笑いあり、感動あり、といった内容ですが、「感動」の部分はちょっと御仕着せがましい気がするので素直には感動できなかったのですが、一人で観ていてもちょっとニヤリとしてしまうようなシーンがいくつかあって、思っていた以上に楽しむことができました。見終わってからこれがSteven Spielbergの監督作だということを知りましたが、この無難さが彼らしいような気がします。
それにしても、普通の人なら一年間も空港に閉じ込められていたらおかしくなってしまいますよね。空港の外に出た時のVictorの感動には思わずちょっと共感してしまいました。

