3月1日に「ネットワーク記録・分析システム」が導入された。全社員を対象に、会社のサーバーを経由したメール送受信、ウェブサイトの閲覧記録を3年間保存、その記録をチェックできる。
ということで、これに対し特に記者らの間から大ブーイングが起こっているということです。
導入のきっかけとして昨年のNHKとの対立のときの社内資料が外部に漏れたことが挙げられているようですが、このようにメールのことが果たして機密漏洩の対策になるものなのでしょうか。記録が残って困るような内容のことをメールでやりとりしてしまうという感覚が私には理解できないのですが、電子メールもそれだけ一般に身近なものになったということなのかもしれません。電話の盗聴は法的に禁止されているので一応その心配は要らないことになっていますが、社内の電話との着発信の通話記録などは残されているでしょうからそんなに違いはないのではないかと思います。
「検閲」という表現はかなり大げさで、実際にはメールにいちいち目を通すために人を置くなどということはあまりに非生産的で非現実的ですから、何か問題が明らかになったときに調べられるようにしておくということだと思っていますが、そうではないのでしょうか。私の会社でも送受信は記録されていることになっていて、それが知らされた途端に同期からのメールの件名が「連絡」などの素っ気ないものになったのには苦笑するしかありませんでしたが、ある程度の大きさの会社であれば似たようなことはどこでもやっていることなのかと思っていました。
以前から2ちゃんねるからの情報漏洩は問題となっていたので、ここだけは社内からアクセスできないようにブロックされていたようなのですが、さらに最近では社内からのウェブメールの利用も禁止され、プロキシでウェブメールサイトはブロックされるように設定されたようです。このような従業員が信用されていないと感じるようなポリシーは個人的にはとても受け入れがたいのですが、モラルに反した行動を取る人がごく少数でもいる限り仕方のないことなのかもしれませんね。社会人であれば自分で善悪は判断したいところですが、世の中いろいろな人がいますから…

