今日は朝からとてもいい天気で、これは絶好の花見日和になるのではないかと思いながらテラスで暖かい日差しを浴びたりしていたのですが、見ているうちに徐々に空が白っぽく霞んできて、昼頃には1kmほど先の小山もぼやけて見えるほどになってしまいました。車に乗ろうとすると窓全体をうっすらと砂が覆っていて、ボディも汚らしくなってしまいました。空気が埃っぽいので窓を開けると空気清浄機がフルパワーで動き始めましたが、洗濯物も砂だらけになってしまいました。
今まであまり意識したことがなかった「黄砂」なのですが、これほどまでに強烈なものは私が西日本に来て以来なのではないでしょうか。気象庁の黄砂情報を見ると、今日になって日本の中部地方以西と朝鮮半島全体で黄砂が観測されるようになっていることがわかりますが、明日も続くと聞くとちょっと憂鬱になってしまいます。
気象庁の「黄砂に関する基礎知識」で解説されていますが、黄砂というのはゴビ砂漠やタクラマカン砂漠、黄土高原の砂が強風で舞い上げられたものが偏西風に乗って日本上空にまでやってくるもので、中国の砂漠化が進んでいることで徐々に観測延べ日数も増えているということなので、中国での環境問題が日本にまで影響を与えていることになります。ゴビ砂漠などでの植林による緑化事業なども行われていますが、何事も規模の大きな国だけに焼け石に水の感は否めません。簡単でないのはわかりますが、もっと根本的な対策を打つことはできないものでしょうか。
それにしても心配なのはこの黄砂による健康被害というものがないのかということです。呼吸器官への直接的な影響はすぐにわかりますが、上空の汚染物質と結びついたものが体内に取り込まれてしまうようなことがあると、時間が経ってから影響が明らかになり、さらに原因もなかなかつかめないという恐ろしいことになりかねません。急激に産業化が進んでいる中国上空を通過しているものなので特に気になってしまうのですが…
