日本の家庭において扇風機というものはごくごく当たり前に存在するものだと思いますが、普通、この扇風機というのはどういうときに買い換えるものなのでしょうか?
私の家にはこれまで松下電器のリビング扇・ハイポジションタイプがあって、これを選んだ決め手は1m以上の高さと、「1/fゆらぎ」という不自然さを感じさせずに強弱の揺らぎを持たせる機能、そして薄型のモーターを使用していて後ろに出っ張りがないというところであったのですが、今思えば扇風機としてはかなり高級な部類のものでしょう。結婚祝いに頂いたものだったのでかれこれ9年使ってきたことになりますが、果たして元を取ることはできたのでしょうか。
子供たちが今よりも小さい頃、自分が風を独り占めしたくて扇風機にぶら下がるようにしていたのは高さが災いしていたのだと思いますが、そのせいでモーターを支えている首の部分にヒビが入ってしまっていました。最近はそのせいでファンを上に向けても勝手に下向きになってしまうようになっていて使い勝手も悪く、ちょっとイライラしながらもだましだまし使っているような状態でした。しかしついに昨晩、明け方ふと目を覚ますとやけにファンの位置が下がっていて、しかも首振りするようにしていたはずなのにそれが動いていないのを不審に思い、その時は涼しくなっていたので電源を切るだけでまた眠ってしまったのですが、朝起きてからよく見てみると首の部分が完全に折れてしまって中の電源コードでぶら下がっているだけという無惨な状態になってしまっていたのでした。
我が家はこの時期まだエアコンを入れずに頑張っているので、扇風機がなくては暑がりな私のイライラも増すばかりなのでさっそく今日ショッピングモールに行って買ってくることにしました。これまでの扇風機に付いていたリモコンはいつの間にかなくなってしまったけれども大して不便は感じなかったし、「1/fゆらぎ」もトータルの風量が落ちてしまうので結局ほとんど使わなかったし、高いボディを安定させるためにベース部分に入っているおもりが重くて不評だったということで、今度は「一流メーカー」品でなくて安売りのものでいいね、ということで森田電工のものとユアサプライムスのものを1台ずつ買って、あわせて4000円あまりという安さで済ませてしまいました。2台買ったのは「子供が寝ている寝室で使っている間に風呂上がりの体を冷ませない」という私の主張が通ったからです。
家に帰って開梱してみると、やはり高いものは作りも梱包も違うのだということが一目瞭然でした。松下のものはオフシーズンにしまっておくときにも簡単に収められるようになっていましたが、今度のものはもう一度きれいに箱に収めることができるかどうか不安になってきます。またベース部分もペラペラの樹脂ですし、各部を止めるねじもかなりチャチな成形です。それでも機能的な問題は全くないので十分といえば十分ですし、1000円台の製品にそんな文句を付けるのは間違っているでしょう。組み上げてスイッチを入れてみると、ファンが立派な5枚羽根になっていることもあって静かに回りますし、扇風機として全く問題ありません。
ちなみに今回購入したモリタの方は「マイナスイオン」が出ることになっているのですが、選んだ妻はそんなことには気付いてもおらず、単に配色だけで選んだのではないでしょうか。ユアサの方は完全なメカ式の実にシンプルな製品ですがちゃんとタイマーも付いていますし、こういうものの方がきっと壊れにくくていいでしょう。まあ、首が折れてしまうということに対しては全く違いはないでしょうが、2000円もしないと思えばたとえ1年で壊れたとしても諦めがつくというものです。
