HeatseekMozilla Firefoxのシェアが13%に達しそうだとニュースになっていたり、Spread Firefoxのプロモーションでメイドが秋葉原でCDを配るイベントがあったとかでFirefoxもだいぶ認知されてきているのではないかと感じてしまいますが、実際には毎日ウェブに浸っているような人でもないと知らないまだまだマニアックなものなのかもしれません。ウェブから離れたところでFirefoxが話題になっているところは未だかつて目にしたことがありませんから、13%という数字でも大したものなのではないかと思います。

そんなところでさらにマニアックなブラウザが登場しているようですが、これはこれで結構アリなのではないでしょうか。それは、ポルノサイトやポルノ画像の閲覧に特化したウェブブラウザHeatseekというもので、TechCrunch Japaneseでも紹介されています。私も好奇心に駆られてさっそくダウンロード&インストールしてしまいましたが、それだけなら別にいやらしい画像が表示されるようなことは全くありません。しかし、ダウンロードしようとするだけで18歳以上であることを確認されるのが何とも後ろめたさを感じさせます。

Heatseekの実行プログラム等がインストールされる場所は通常のProgram Filesフォルダの中ではなく、各ユーザのApplication Dataフォルダの中なので、WinXP Proなどのアクセス権を設定できるOSであれば家族などと共用のPCでも自分の秘密が暴かれる危険はないようです。残念ながら私が使用しているのはWinXp Homeなので、妻が探す気になれば見付けられてしまうことになりますが、きっとそんなことはしないとタカをくくっていたりします。

また、プライバシーの保護はそれだけにとどまらず、まずプログラムを起動するだけでもパスワードを求められ、また一度最小化するとそれを元に戻す際にもパスワードが必要となる徹底ぶりです。さらに、ファンクションキーのF11などを押すと一発でプログラムを終了できるパニックキーの機能もあり、「危ない!」と思ったときにはスッとキーを押せば何食わぬ顔で逃れることができるようです。しかしまたこれも残念なことに、私が使用しているキーボードはHHKなのでファンクションキーがなく、[Fn]キーと[-]などを同時に押す必要があるので緊急の場合には焦って押せなくなりそうな感じです。

それだけでは何が「ポルノに特化」なのかわからないような気もしますが、他にもウェブページ上の画像や動画をワンクリックで保存できる機能や、それらを「ジャンル」に分類して整理する機能などがあるようです。19.95ドル払ってGoldにするといくつかの特典があるようですが、逆にFreeの場合には起動時にリマインダが表示されたりデフォルトのホームページを変更できないというような制限があります。大した制限ではないのでFree版のまま使い続けても大して不便に感じることはなさそうですが、20ドルというのは「いちいち煩わしいから払ってしまおうか」と思えないでもない絶妙な価格設定かもしれません。

ということで、これまでにない独自の路線で開発が進められていて面白い試みではないでしょうか。今後どうなっていくのかちょっと楽しみですが、今のままではそう長続きしないかもしれません。もう少し技術的にも新しい何か斬新なアイデアが盛り込まれているとさらに良いですね。ちなみにレンダリングはIEコンポーネントを利用しているようなので、一部のサイトがまともに見られないというようなことはなさそうです。

ところであんまりポルノポルノと言っているとろくでもない商品がAmazonに紹介されそうでちょっと心配なのですが大丈夫でしょうか…まあ、私も一応男なのでもちろん興味がないわけはありませんが。