ネット界隈で今日一番のニュースは何と言ってもiTunes Music Store Japanのオープンなのは間違いなく、あちこちのblogやニュースサイトで盛んに報じられています。世界各国で次々にオープンしていくのを尻目に、日本の既得権益を守ろうとする勢力の抵抗にあったのかなかなかオープンされず、多くの音楽ファンをやきもきさせてきたので、喜びもひとしおといったところでしょうか。

iTMSの素晴らしいのはiTunesによる洗練されたインタフェースにより、ネットワーク越しであるということを意識せずに軽快にブラウズし、好みの曲を選び、自由に試聴でき、ワンクリックで購入できてしまうというところです。私もさっそく登録して無料ダウンロードの曲とPodcastをダウンロードしましたが、1曲150円と200円という有料の曲はダウンロードしていません。

というのは、私はiPodを持っていないので、購入した曲を手持ちのプレイヤーに転送することができないからです。Appleによるサービスなので仕方のないことなのですが、iTMSはiPodがあってこそフルに活かされるものなのは間違いありません。私もiPodを購入したいのはやまやまなのですが、雨天の通勤時くらいしか聴く機会がないのでちょっと勿体ないのではないかと思ってしまいます。

何はともあれ、150円という値段は既存の他社のサービスに比べても競争力のあるものと言えるでしょう。AvexがAppleと楽曲提供の契約を交したとも報じられていましたが、各レコード会社もiTMSの圧倒的な市場支配力の前には為す術がなかったということなのでしょうか。

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