台湾へ行った時にいつも楽しみにしている食べ物はいくつもありますが、朝食で欠かせないのが鹹豆漿です。これについては以前も書いたとおりですが、先日カルディへ行った時に豆漿鍋という鍋つゆを見つけたので、試しに購入してみました。
「海老と鶏清湯のエキスを使用したベースに、国産の黒酢・生姜を加えたすっきりとした鍋だしです。そこに、ラー油を加え、ピリ辛に仕上げました。本場台湾の豆漿を味わい深い鍋つゆに仕上げました。」というもので、1人前のものが2袋入っていて、それぞれ200mlの豆乳で割って作るものになっています。このつゆの素は一袋35gしかないので、結局出来上がりはいわゆる鍋には少なく、スープのようなものになりました。
食べてみると確かに鹹豆漿の雰囲気は出ています。しかし、一般の鹹豆漿はあくまで豆乳と酢と出汁で作ったものに少量の辣油を垂らして食べるものなので、豆乳の方に味がついていますが、この豆漿鍋の素では味のついた辣油と豆乳を混ぜたようなものになっています。このため、豆乳と辣油とがどうしても分離してしまい、豆乳のほうは薄味で、そこに味の濃い辣油が入っているような感じになってしまっています。これは作り方を考えると仕方のないことなのでしょう。
もともと辣油は食べる時に好みで垂らす程度のものなので、それを無理して一体にする必要はなかったのではないでしょうか。コストはちょっと上がるかもしれませんが、酢と出汁を混ぜた鍋の素と辣油を別に添えた方が良かったのではないかと思います。とはいえ、繰り返しになりますが雰囲気は出ていますし、美味しくないということはなかったので、そこまで本格的なものにする必要もないかもしれません。
なんだかちょっと批判的になってしまいましたが、大手メーカーでは提供できないような一風変わった商品を続々と世に送り出してくれるカルディにはいつも楽しませてもらっているので、今後も応援したいと思っています。

