今回の台湾旅行は食の楽しみを目的にしたものだったので、ホテルは素泊まりにして朝食から夕食まで現地のものを食べに行っていました。台湾の人は朝食を外食で済ませることが多いらしく、街中のあちらこちらに朝食店があるので、滞在中は毎日違うお店に行って食べ比べてみました。ホテルのレストランで朝食ビュッフェなんて食べている場合ではありません。

3回の朝食で欠かさずいただいていたのは鹹豆漿(シェントウジャン)という、豆乳を酢で分離させておぼろ状にした朝粥のようなスープのようなものです。ほんのり酸味があってさっぱりしていて、朝食にいただくにはピッタリのものです。この鹹豆漿は以前一度、東京豆漿生活という五反田のお店でいただいたことがあって、その本場物をいただいたというところです。

今回行ってみたのは以下の3店ですが、三者三様特徴があってなかなか面白かったし、それぞれとても美味しかったです。その中でもどれか一つを選べと言われれば、鹹豆漿が美味しかったのはいろいろ具が入っていた世界豆漿大王でしょうか。
四海豆漿大王

なお、朝食にはこの鹹豆漿のほかに、小籠包や蘿蔔糕(大根餅)、蛋餅(ダンピン)という玉子クレープのようなものなどをいただいたりして、一人千円弱くらいだったでしょうか。小籠包がちょっと高いので、小籠包を頼まなければ比較的安く上げられるのではないかと思いますが、小籠包もいろいろ違いがあって面白いですし、鼎泰豊(ディンタイフォン)のような高級店に行かなくても十分美味しいものが食べられるので、これもおすすめです。

今回はホテルから歩いていけるところで選んだのでこれらの3店に行きましたが、他にも良さそうなお店はたくさんあるのでまた行ってみるのが楽しみです。鹹豆漿はウェブで調べればレシピもあるし、簡単そうなので自分で作ってみたいとも思いますが、果たして満足の行くものが作れるでしょうか。変なものを作ってしまって嫌いになってしまうのもちょっと怖いです。