タイ料理の松屋風解釈。

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大手牛丼チェーンの一角である松屋のカレーといえばごろごろ煮込みチキンカレーについてここでも記事にしたことがありますが、2019年にはカレーばかりでなくジョージア料理のシュクメルリを松屋風にアレンジしたシュクメルリ鍋駐日ジョージア大使のツイートで大きな話題となりました。これも私は実際に食べに行ってみましたが、話題性だけでなく味の方もたしかによくできていて、チーズとニンニクが効いた西洋風の料理ながらご飯の進む味付けになっていて、さすがと感心したものです。

その松屋が満を持してかどうかは知りませんが、先日から期間限定で提供しているのが松屋風プーパッポンカレーです。その名の通りタイ料理のプーパッポンカリーを「日本のお米に合うように松屋流にアレンジ」したものということですが、プーパッポンカリーは私も大好きなメニューなので発売を楽しみに待って、早速行って食べてきました。

さすがに松屋で提供する価格で蟹の身をふんだんに入れることはできないので、本物のカニが入っているのは一皿に1切れか2切れであとはカニカマのようですが、カニの風味はかなりしっかりと効いています。ふんわりとした卵と甘みのあるココナッツカレーで、なかなかの美味しさでした。松屋風というだけあって本場さながらのものは狙っていないでしょうが、その分クセはなくとても食べやすく、言うようにご飯によく合うカレーになっていると思います。

ということで私はとても気に入ったので、無くなる前にと思って翌週にもまた食べに行ってしまったのですが、このメニューもいつまであるかは人気次第というところでしょうから、ちょっとでも気になるという人は早めに食べてみることをおすすめします。そうは言っても松屋なんて、という人も騙されたと思って食べてみれば、その値段から考えれば十分以上だと納得できると思います。

実は松屋の牛めしは数回しか食べたことがないのですが、こういったカレーを中心とした期間限定メニューは非常に注目していて、とても高く評価しています…なんていうと偉そうですが、今後の新作にも大いに期待しています。まあ要するに、楽しみです。