どうしてこう厄介ごとは続くのでしょうか…

先日、外出先から帰宅してMacをスリープから復帰させてみると、なぜかUSB接続の外付けハードディスクアンマウントされてしまっていました。試しにUSBケーブルを挿し直してみると…非常に嫌な音がして、やはりマウントできません。この時点で冷や汗が噴き出してきますが、再起動してみてもやはり同じ、そして念の為にケースからハードディスク本体を取り出して別のアダプタを使用して繋いでみても状況は変わりませんでした。

このハードディスクには主に自分が撮った写真と、人からもらった写真やインターネットからダウンロードした画像、そして音楽データのファイルが入れてあったのです。実はそろそろバックアップしておかないと危ないなあと思って、ちょっと前に新しいハードディスクも購入してあって、ちょうどその日の夜に作業しようと思っていた矢先の出来事で、なんともツキがありません。

ただ、子供達の小さいころの写真が全て消えてなくなったというわけではなくて、このハードディスクを購入してデータをコピーしたままコピー元のハードディスクを残してあったので、その時点までのデータは無事に取り戻すことができました。また、それ以降に撮って写真もSDカードから消さずに残してあったので、RAWデータから現像した後のJPEG画像は失ったものの、もう一度現像の手間をかけさえすればなんとか取り戻せるはずです。

音楽データもコピー時点のライブラリには戻せるはずですし、iTunesストアAmazon MP3で購入したものは再度ダウンロードできるので問題ないのですが、CDから取り込んだものは再度リッピングしなければなりませんし、友人からもらったものなどはもう諦めるしか無いでしょう。まあ、ライブラリに入っていても全く聞かないような曲もたくさんあったので、スリム化するにはいいきっかけと前向きに捉えることもできるかもしれません。またそれ以上に、「収集」していた画像については貯めこむばかりで見ることなどありもせず、単なるハードディスクの肥やしに過ぎなかったので、もうすっきりと諦めてしまうべきなのでしょう。

音楽については今後はもうダウンロード販売に絞るということで良いのでしょうが、写真については二度とこういう目に遭うのは御免ですので、しっかりとしたバックアップを考えたいものです。今回の出来事では、もうデータを手元に置いておく時代ではないということを実感しました。物には全て寿命がありますし、ハードディスクというのは機械的に動作するものなので比較的弱いはずです。そのような脆弱なものに、大切な思い出などを託してしまうのはあまりに危険です。

となればクラウドストレージに預けるというのが今の世の中ということで、どのサービスが良いだろうかと調べ考える間、とりあえずプライム会員なので無料で利用できるAmazon Cloud Driveに写真をアップロードしていっています。255GBもあるので全てアップロードするには1週間ほどかかってしまいそうですが、一旦アップロードしてしまえば安心できるのではないでしょうか。Amazonならデータ消失というようなこともないはず…と期待しますが、果たしてどのサービスが最適なのかはゆっくり見極めたいと思います。