Googleが2002年に買収したPicasaで開発され、以前から無償公開されていた画像管理ソフトのバージョンアップ版Picasa2昨日(18日)公開され、ダウンロードが可能となっています。動作環境はWindows98以降、DirectX 7.0以上ということですので、事実上WindowsであればほとんどのPCで動作するということになります。早速私もダウンロードして使ってみました。

英語版のみということで、日本語のフォルダ名、ファイル名が文字化けしてしまうという問題はあるのですが、動作自体には特に問題ないようです。インストール後、最初にハードディスク全体を検索するか、My Pictures以下のみを検索するかを聞いてくるのですが、私は画像ファイルをMy Picturesの下には置いていないので前者を選びました。かなりの数の画像ファイルがあるはずなのですが、特に動作が重くなることもなく、高速に検索してインデックスを作成しています(現在進行形)。検索中も各種操作は可能なので、イライラしながら待つ必要はありません。

画像が格納されたフォルダごとにサムネール表示されるのですが、高品位な表示と高速な動作が非常に心地よく感じます。Picasa2のウィンドウだけが美しく表示されていて、Windowsの他のウィジェットが古臭く浮いて見えてしまいます。サムネールをダブルクリックすると拡大表示されたり、スライドショウができたり、CDに書き込んだり、デジカメから取り込んだり、オンラインでプリントを依頼できたりと機能はまさにMacのiPhotoと同様です。iPhotoの場合、基本は専用のライブラリを作ることになりますが、Picasa2ではもともと格納されている場所に置いたまま、インデックスのみ管理するような形になるようです。

iPhotoの方もつい最近バージョンアップが発表されたところですが、その強力なライバルとなりうる存在なのではないかと感じました。iPhotoもiLifeというパッケージで8000円ほどですから、その内容からすればかなり安価な方ではないかと思いますが、Picasa2は何といっても無償です。英語版のみというところは日本での普及の大きな障害になるとは思いますが、メニューやダイアログに出てくる程度の英語に抵抗のない人にはお勧めではないかと思います。Googleがどういうビジネスモデルでこのソフトウェアを展開しようとしているのかわかりませんが、各種存在する競合アプリケーションを駆逐してしまうのではないでしょうか。Picasa2にはGmailBloggerなどGoogleの他のサービスと連携した機能などもあるようですし、今後Googleならではの新しい展開を見せてくれるのではないかと期待しながら使ってみることにします。