先日、実家の母が荷物を送るついでに、デパートの食料品売り場で見付けたから、と小川軒のレイズン・ウィッチを送ってくれました。このレイズン・ウィッチは北海道土産で有名な六花亭のマルセイバターサンドの開発にヒントを与えたということですが、店舗が目黒にいた祖父の家の近所だったためか、遊びに行ったときによく食べた、私にとって思い出の品です。なお、実際には小川軒はのれん分けした店が何カ所もあるようで、今回送られてきたものは代官山の店のものでした。
ラム酒に適度に漬け込まれたたっぷりのレーズンが、サックリしていてツヤのあるクッキーの間にクリームといっしょに挟まれたボリューム感のあるお菓子で、上品な大人の味が手土産などにぴったりです。私は子供の頃から食べ慣れた味ですが、東京以外ではマルセイバターサンドとの区別がつかないかもしれませんね。あれよりもクッキーはクッキーらしく、クリームもさっぱり、レーズンはたっぷりで、高級感があるのではないかと思います。
子供にあげるのはもったいないと、私がほとんど一人で食べてしまっていますが、おいしいからとどんどん食べていると身に付いてしまいますよね…もう間もなく四捨五入して40歳になってしまうところですから、体にも気を使わないと、と思いつつもつい先程また一つ食べてしまいました。10個入りを送ってくれたものがもうあと3つになっていますが…