Skype昨日の大阪行きでは随分いろいろな物が欲しくなったものですが、結局ほとんどの物は何とか思いとどまり、唯一の戦利品は以前から欲しいと思っていたSkype対応ハンドセットのBSKP-U202/BKでした。

BSKP-U202/BK USBスカイプフォン ブラック
バッファロー (2005/12/19)

これは昨年末にEngadget Japaneseで紹介されたときから欲しいと思っていたIPEVO Free-1のOEM品で、Buffaloという日本での業界大手が取り扱っていることによりある程度の品質が保証されていることになります。IPEVOの直販では$29.99なのにこれが日本では定価6600円と倍ほどになっているのはその安心料とでも思うしかないのかと思いきや、私が購入したヨドバシカメラでは売価4980の20%のポイント還元だったので実質4000円ほど、ということで直販価格とほぼ同じになってしまっています。私がつい先日Amazon.co.jpで買おうと思って調べたときには入荷未定だったのに、今見ると24時間以内発送になっていますね…

Skypeについては今更説明するまでもないと思いますが、PCベースのIP電話システムの中でもネットワークのセッティングが非常に簡単でどこでも使えてしまうということが大きな強みになっていて、日本ではかのLivedoorが代理店的なことをしていますね。PC同士ではもちろん無料で通話できますが、Skype In/Skype Outという名前で一般電話網と相互に接続できるというのも大きな特徴で、この場合は有料ながらかなりの廉価で世界中と通話ができてしまうということになり、遠距離通話の多い人や企業にとっては非常に便利でしょう。

すでにこの分野ではSkypeがde facto standardになっているので、PC周辺機器の売り場でも「Skype対応」と銘打ったヘッドセットやハンドセット、ウェブカメラなどが多数並んでいます。PCでIP電話あるいはボイスチャットというとヘッドセットを使って、というのがなぜか主流だったのですが、電話の代わりに使うのであれば普通の電話と同じ感覚で使えるハンドセットの方が違和感がなくていいのではないか、ということで私はデザインのいいハンドセットを探し求めていました。ヘッドセットには両手をふさがずに通話ができるというメリットがあり、喋りながらキーボードを打つ場合には便利なのでしょうが、私は同時に2つのことができない人なので特に問題ないのではないかと思います。ちなみにBuffaloにはもう一つBSKP-U201というハンドセットもあったのですが、デザイン的にモッサリしているのでこちらには食指が伸びませんでした。また機能的にもU202の方が優れているようです。

さて、Skypeはすでにインストール済みだったということもあってセットアップは至って簡単に終わり、echo123での音声テストも難なく成功しました。電池などを内蔵していないこともあって115gと軽量で携帯電話よりも軽く、カールコードも細く柔軟なのであまりじゃまにならずに済みます。専用のスタンドが付属していて、これに立てておけば使わないときもじゃまになりません。待機時には3秒ほどの周期でLEDが点滅するのが視界に入ると少々邪魔な気がしますが、ちゃんと待ち受け状態になっているのか不安になるよりもいいかもしれません。

Buffaloでは

対応機種: USBポート搭載のDOS/V(OADG仕様)対応パソコン、NEC PC98-NXシリーズ
対応OS: Windows XP/2000

としているのですが、OEM元のIPEVOではMac用のドライバも配布しているので、私のiBookに試しにインストールしてみたところ、全く問題なく使用できるだけでなく、ユーティリティのメニューなどが全て日本語で表示されるようになっていました。「どうせMacなんてシェアも低いし、面倒くさいから非対応ということにしてしまえ」ということでなければいいのですが…とりあえずMac対応になっていないから、と購入できずにいた人はMacでもフル機能利用できますので安心して買ってください。もちろんBuffaloの保証の範囲からは外れることになりますし、私も責任は取りかねますので自己責任ということにはなりますが。

ということで調子に乗ってサイドバーにSkypeのステータス表示を追加してみましたが、実は今のところSkypeで喋る相手がいません。東京の私の両親のところもブロードバンド化するということなので、とりあえず父にもこれを買わせることにしましょうか。

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