トマトグリルチキンサンド今月いっぱい、ハッピーセットの景品としてデュエルマスターズのカードがもらえるということで、このカードを集めている長男にせがまれて今日の昼食は新聞折り込みのクーポン持参でマクドナルドへ行ってきました。ハッピーセットが結構馬鹿にならない値段なので、いつも親の方は倹約メニューになってしまうのですが、私は今回もクーポン利用で150円となるチキンフィレオとエビフィレオ、あわせて300円のつもりでいました。

しかし店頭に貼られているポスターを見て一目惚れ、というか衝動的に値段も確認せずにチキンフィレオは放棄してトマトグリルチキンサンドに鞍替えすることにしてしまいました。「サラダマック」シリーズと銘打っている通り、野菜を多めに使ってヘルシー感覚を訴えているようですが、私にはそんなことはどうでもよくて単なる鶏肉好きとして惹かれてしまったということです。ポスター写真に写っているグリルチキンのジューシーな感じはとても無視できるものではありませんでした。

ということで私は子供と一緒に席を確保してレジには妻に並んでもらい、サンドの到着を楽しみに待っていたのですが…どうやら私が過度の期待を抱いてしまっていたようです。冷静に考えればマクドナルドの290円のメニューですし、ヘルシー指向の商品なのでそんなに脂ののった肉が使われているはずもありません。レストランで食べられるような鶏モモ肉のグリルを想定してしまっていた私が浅はかだったのですが、実際に使われている肉はチキンフィレオの衣がないようなもので、実にあっさりとした淡泊なものでした。

まあ、だからといって決して美味しくないというわけではなく、そういうものだと思って食べればレモンの風味でさっぱりと仕立てられ、トマトやレタスとよくあっています。またムネ肉特有のパサつきも抑えられていて、柔らかく香ばしく焼き上げられています。チキンフィレオよりは間違いなく美味しいので、決して失敗したというわけではなく、あくまで期待が大きすぎたということです。期間限定メニューのようですが、定番化してもらってもいいのではないかと思います。

マクドナルドも100円メニューが客単価の下落を招いて不振に陥っているということで一部メニューが値上げされるなどテコ入れが行われているようですが、安価というだけで集客に結びつく不況の時期を脱してしまうと苦しいのでしょうか。新製品の開発リソースでは間違いなく同業他社を圧倒しているでしょうから、今後も魅力的な商品作りに励んで挽回して欲しいと思います。ちなみに今回一緒に食べたエビフィレオはやはりプリプリで美味しかったです。

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