SA06F1の舞台はもうハンガリーに移動していて、すでに予選も終了しているような状況であるわけですが、今週私はたばたしていたせいでなかなかビデオを見る時間がなく、今日になってようやく前戦ドイツグランプリを見ることができました。もうとっくにあちこちから結果などは聞いていたのですが、SAF1のニューマシンSA06がレースで走る姿を見ないでおくわけにも行きません。

また今回はもう一人の日本人ドライバーとして期待の集まる山本左近のデビュー戦でもあり、若い彼の力がどこまで通用するものなのかというところも注目されるところでした。しかし彼はフリー走行でせっかくのSA06を壊してしまったために古いSA05で走らざるを得なくなり、その結果数々のトラブルを抱えて満足に1周も走ることなくレースを終えてしまうことになり残念でした。

琢磨の方はMidlandの2台と互角以上の走りで堂々とレースができていて、これまでの状況を考えればそれだけでも嬉しいことでした。結局琢磨もトランスミッションの油圧系トラブルで途中リタイアということにはなってしまいましたが、今回のニューマシンではトランスミッションも新しいものになっているので、信頼性はまだまだこれからということで仕方のないことかもしれません。また、SA06自体もまだ85%の仕上がりということらしく、トルコGPには100%の状態で持ち込めるだろうということなので、本当に楽しみなのは終盤戦ということになりそうです。

レースの結果はフェラーリのワンツー、ポールポジションだったライコネンが3位に入り、アロンソは5位で終わったためにドライバーズランキングもコンストラクターズランキングもミハエル/フェラーリがアロンソ/ルノーに肉薄するような状況になり、今後の逆転劇は大いに可能性が高くなってきました。序盤戦はアロンソの圧勝で若干しらけ気味だったのですが、ここへ来てなかなか楽しみが増してきたのではないでしょうか。

それより何より私にとっては琢磨/SAF1がやっとレースに混じることができるようになったというのがやはり嬉しいですね。2~3秒速くなるのではないかとまで言われていた期待のニューマシンが、それほどまでは行かなくともこれまでとは明らかに違う速さを見せてくれたのは確かです。財政難のMidlandに勝っただけでは喜びも小さいので、ぜひともRed BullやToro Rossoと対等に戦う姿は見せてもらいたい、というのを結構好調なこの2チームを相手に望むのは贅沢でしょうか…