Windows Vista次期Windowsとして来年初頭のリリースに向けて着々と準備が進められているWindows Vistaですが、新し物好きな私は3ヶ月弱前にBeta 2をインストールして試してみたものの、ドライバのサポートがまだ整っていなかったり、チューニングがほとんど行われていないのか動作がもっさりしているためすぐに使わなくなってしまいました。しかしBeta 2を試用してくれている人に、ということでそんな私にもPre-RC1というRC1の直前の版の案内メールが送られてきたので、またもや新し物好きの血が騒いでインストールしてしまいました。ダウンロードは先着10万回で打ち切りということなので、焦る気持ちはなおさらです。

配布ファイルはDVDのISOイメージなので2.7GBほどという巨大なもので、Javaで動く専用のダウンロードマネージャも用意されていましたが、私はFirefoxのFlashGotというextensionとの連携が便利なFlashGetを使って、40分ほどでダウンロードすることができました。こういうときだけは24MbpsのADSLにしておいてよかったと思います。

ということでダウンロードしたファイルをDVD-RWに焼いて、今度はこのDVDからPCをブートすることでインストールの始まりです。といってもこのPre-RC1のインストールはいたって簡単、これまでのどのWindowsよりも簡単にあっけなくインストールすることができてしまいました。何といっても最初のステップからGUIで操作することができ、インストール先のドライブの選択なども普通にマウスでクリックするだけです。私はBeta 2をインストールしていたパーティションにそのまま上書きインストールしようとしていたのですが、前のシステムはそのままそっくりWindows.oldという名前のフォルダに移動して保存しておいてくれるという親切設計、「あのファイルをコピーしておくのを忘れた!!」というありがちな事態にも遭遇せずにすんでしまいます。まあ、これまで以上に巨大なシステムになので終わるまで時間はかかりますが、その間インストール完了まで操作を要求されることは一切ないので実に楽なものです。

インストールが終わって起動してみると、やはりBeta 2よりもチューニングが進んだのか全体的に軽くなったような気がします。また若干設定方法が変わったようなところもあり、慣れるまではどこにどの設定があるのかがわかりにくいかもしれません。付属アプリケーションも充実してきていますが、Windows Media Centerはちょっと不安定で私のところではまともに動作してくれていません。今のところそれ以外は特に不都合もなく、このままメインの環境として使ってもよさそうな気がしてしまいますが、正式リリースまで半年を切っているのですからこのレベルは当然ですね。

といっても私は結局一番使用頻度の高いウェブブラウザに慣れたFirefoxを使ってしまうので、何のためにVistaを使うのかわからないような気もしますが、今この記事もVista上のFirefox 2.0 Beta 2で書いています。Firefoxのこれまで通りのウィンドウにAero Glassの半透明の縁がついているのがいかにも取って付けたような感じなので、IE7を使った方がVistaらしく使えるのは間違いありませんが、Google Browser Syncのおかげでブックマークその他が自動的に同期されてすぐに普通に使えるようになったのはやはり便利でした。FirefoxにもVistaに合うようなLook & Feelのものが出てくるんでしょうか…そんな無駄なものは作らないかな?