cokiというウェブメディアの「三菱電機子会社・新卒社員が入社書類をSNS公開 機密誓約書晒し大炎上 若手コンプライアンス崩壊の危機」という記事に掲載されていますが、三菱電機の子会社、三菱電機住環境システムズと見られる会社にこの4月に入社したばかりの社員が、研修生に配布された資料などの写真をSNSに投稿したということで騒ぎになっているようです。その写真に写っている資料には本人の氏名や社員番号、所属部署なども記載されていて、容易に個人が特定できる状態になっています。

同じく写真の資料にある「入社時必須提出書類」の欄にある「企業機密・個人情報管理に関する誓約書」の提出期限は4月10日となっているので、まだ誓約していない状態ではあるのですが、守るべき内容であることは明らかです。またこのあと誓約するにしても、すでに漏洩しているような人の誓約に何の意味があるでしょうか。三菱電機本体の社員ではありませんが、三菱電機は防衛関係の事業もあることから企業機密には厳格に対応しています。一般的には良くて厳重注意、最悪では懲戒解雇となる可能性がありますが、今回のケースでは漏洩情報の機密性はそれほど高くありませんでしたし、誓約書の提出前で教育が実施される前であることから解雇にまではならないでしょうか。

この事案の直前には日本テレビの朝の情報番組「ZIP!」の制作会社(ということはドックスでしょうか)に入社した社員が入構バッジの写真やシフト表を含む情報を投稿したということで、同様に騒ぎになっていました。こちらもそれほど重要な情報ということではないかもしれませんが、内部情報であることには変わりなく、うっかり映り込んでしまったというようなものとはまったく意味が違います。入社早々に厳重注意や譴責というような処分が下されて、社内での居場所もなくなってしまうのではないでしょうか。

これらの新人が入社早々にやらかしてしまうのは、歪んだ承認欲求が原因なのでしょうか。新しい環境や、望んだ企業に入社できたことで浮かれてしまった結果なのかもしれませんが、してはいけないことをいちいち教えられないとわからないというのでは、社会人としてやっていけないのではないでしょうか。もちろんこれらの人たち以外の大多数の新入社員はまともで、問題を起こすようなこともないのですが、こういう一部の人が目立ってしまうと「最近の新人は…」と一括りにされてしまい、それも良くないのですが。