最近「堀江です。」というサブジェクトのspamメールがよく来るようになったのとは全く関係ないことですが、ホリエモンら元幹部の逮捕で揺れるライブドアが新しいサービス、livedoor knowledgeの提供を開始しました。
「知識共有コミュニティ 知識のカタマリ」を掲げるこのサービスは、質問したい人が投げた質問に対して、回答したい人がそれに答える、ということにより成り立つコミュニケーションの場を提供するものです。これ自体は特に新しいものでもなく、Yahoo! JapanではYahoo!知恵袋というほぼ同じサービスを2004年4月から始めており、これが本家Yahoo!にフィードバックされてYahoo! Answersとなり、昨年12月からベータサービスが開始されています。
それだけであればライブドアならそんなこともあるか、という程度なのですが、livedoor knowledgeとこのYahoo! Ansersとを見比べてみれば一目瞭然なことに、サイトデザインがほぼ同一です。livedoor PICSのときも同じくYahoo!傘下に入ったFlickrとほぼ同じデザインということで唖然としたものですが、これらがどれだけ似ているのかについてはBroadband Watch編集部ブログの「そのデザインは誰のもの?」を見ていただければ何の説明も要らないのではないかと思います。
こういったことはホリエモンがいなくなった後でも変わらない、ライブドアの「社風」だということがこれでわかりました。そもそもトップページからしてYahoo!の真似なのは明らかですから…まあ、法的には特に問題はないのでしょうが、良いか悪いかは別として作っている方は恥ずかしくないものかと…昨年の流行語(?)「インスパイヤ」どころではないですね。とりあえず私は最低限のプライドは捨てずに生きていきたいと思います。