Gwen Stefani先日後輩が何枚かCDを貸してくれたのですが、その中で「これ、あのグループのボーカルの…B-52sじゃなくて…」といいながら結局思い出せず、私も「ああアレか」と思ったものの名前が出てこなかった、No Doubtのボーカル、Gwen Stefaniが2004年にリリースしたソロアルバム”Love.Angel.Music.Baby”に最近はまっています。

Love.Angel.Music.Baby
Love.Angel.Music.Baby

posted with amazlet on 06.06.09
Gwen Stefani
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名前が思い出せないくらいですからNo Doubtはさほど好きというわけでもなくあまり聴いていなかったのですが、このソロアルバムはかなり気に入ってしまい、個人的にヘヴィローテーションです。特に好きなのは1曲目、”What You Waiting For?”なのですが、実はこの曲を含め3曲はUK版Nowに収められていたので持っていました。にもかかわらずそこで聴いたときには大して印象にも残らず、アルバムとしてまとめて聴くと惚れ込んでしまうようになるというのも不思議なものです。

あくまで「バンドのボーカリスト」であったNo Doubtの時とは違い、彼女の魅力が前面に押し出されているような感じです。私は基本的に女声ボーカルが好きで、その「声」に惹かれることが多いのですが、Gwenの力強くボリューム感のある高音が非常に魅力的です。曲の方もノリのいいものが多く、バックにいるヒットメイカーの存在が感じられます。ちなみに彼女は大の日本びいきらしく、このアルバムにも”Harajuku Girls”という曲が収められていたり、何曲かに女子高生っぽい日本語の台詞が挿入されていたりします。

なお、Gwenは1969年生まれということで私よりも年上になるのですが、とてもそうは思えないスタイルの良さとファッションセンスを持っているようで、かなりのフォトジェニックといえるのではないでしょうか。路線的にはMadonnaにも近いような気がしますが、Madonnaほどビッグにはなっていないものの魅力は上回っているのではないかと私には感じられます。

ということでまた思わぬ拾いものといった感じなのですが、今回は自分で持っていたにもかかわらず全く見逃していたというのが愚かに感じられてしまいます。iTunesのライブラリももうすぐ1万曲というところまで膨らんでしまいましたが、それだけ持っていても聴かなければ全く意味がありません。おそらく一度も聴いていない曲も結構あるでしょうが、そういう曲の中にも実はしっかり聴いてみるといいものがあったりするのでしょうね。たまには棚卸しが必要なのかも知れません。

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