Cpt. Jack Sparrow今月22日から続編「デッドマンズ・チェスト」の公開が予定されている「パイレーツ・オブ・カリビアン」の前作、「呪われた海賊たち」を新作が公開される前に観ておくことにしました。ディズニーの映画なので子供に刺激が強すぎるということもないだろうと思い一緒に観たのですが、子供にとっては初めての海賊映画だったということもあってか興味津々で繰り返し観ています。

パイレーツ・オブ・カリビアン 呪われた海賊たち コレクターズ・エディション
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冒頭、後に成長してヒロインとなる総督の娘Elizabeth Swannが唄っている歌がディズニーランドのアトラクション「カリブの海賊」で海賊たちが唄っている歌なので思わずニヤリとしてしまいますが、そのアトラクションの世界を映画化した楽しいファンタジー作品です。先にも行った通りディズニーの作品なので必要不可欠な場面以外では血が流れることもありませんし、本来グロテスクなはずの絞首刑に処されて見せしめに吊された海賊の姿や、呪いのせいで骸骨の姿となった海賊らの姿もソフトに描かれていて、さすがに安心して見せることができる物になっていて感心してしまいます。大人にとっては物足りなく感じることもあるかも知れませんが、こういうときには助かります。とはいっても実際はPG-13らしいので、小学生に見せるようには作られていないようでしたが、もう手遅れです。

主人公の海賊、Captain Jack Sparrow役はJohnny Depp、鍛冶屋のWill TurnerはレゴラスことOrlando Bloom、ヒロインElizabethはKeira Knightlyという配役ですが、Johnnyらしいユーモア溢れる演技のおかげで非常に楽しい作品になっているのではないでしょうか。Orlandoはいかにもかっこいい正義感に満ちた2枚目美青年をスマートに演じていて、これも他の役者は想像できないほどのハマリ役に見えます。Keiraは美しいだけでない行動力のある女性を見事に演じていてホレボレしてしまいます。

何だかべた褒めしてしまっているようですが、ディズニーのエンターテイメント大作としてはやはりこのくらいでないと制作側も満足はできないのではないでしょうか。すでに3作目の制作も決まっているようですが、次の映画の日は成功を約束されたようなこの続編「デッドマンズ・チェスト」を観ることにしたいと思います。メインキャストも変わらないようですし、予告編も楽しそうなので今からとても楽しみです。

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