日本科学未来館東京で過ごすことになったこの正月、どこかに遊びに行こうというなのでディズニーリゾートなどは沢山の人で賑わっているのでしょうが、寒い中行列するのも大変ですし、お金もかかるので私はそもそも検討すらしませんでした。うちの場合は長男が科学博物館の類いが好きでいろいろなところに行っているのですが、東京では数年前に「日本科学未来館」なるものができたらしいということで、1月2日から開いているということを確認し、ゆりかもめに乗って出かけてきました。

元宇宙飛行士の毛利衛氏を館長に据えて、ただの科学館ではなく「未来」の文字を入れた名前になっているだけあって先進的な技術の展示が中心となっており、これまでに見た科学博物館とはひと味違うものでした。特にコンピュータ・情報関連の展示がかなり充実していて、並の大人が見ても専門的な知識が無ければすぐには理解できないような内容のものもあるのではないかと思います。私も医学関連の展示などではすっと頭に入らないような解説もありました。

ということは、7歳児にはサッパリわからないようなものばかりで楽しくなかったのではないかと思ってしまいますが、実はそうでもなくて、体感できる展示が多いので「よくわからないけど面白い」ということのようでした。この「面白い」というのは非常に重要なことで、科学への理解を深めるためには興味を持つということが一番大切ですから、科学が好きになるための第一歩を踏み出すにはとてもいい展示内容と言えるのではないでしょうか。

また、さすがにできてからまだ5年ほどしか経っていない博物館なので、展示内容が陳腐化していないということも良いところです。本来、科学博物館などでは最新技術を展示し続けてくれることが一番ですが、なかなかそうもいかないというのが多くの場合の実情です。この科学未来館の場合には、「現在」が未来を追い越してしまわないよう、常に内容を見直し、刷新し続けていかなければならないのかもしれませんが、それはとても難しいことではないでしょうか。それでも「技術立国ニッポン」を謳い続けるためには国レベルででも支えていくべきものとも思えるので、ぜひ維持し続けてもらいたいものです。

なお、今回はASIMOを間近で見ることができたのですが、私はどうしても階段を昇ろうとするASIMOのイメージが頭から離れず、何かほかの人とは違うこと期待しながら熱い眼差しを注いでしまったことを告白しておきます。