毒家に着くまでが遠足です。

先週の仙台出張は仕事の内容的に満足できる結果に終わり、また帰りのフライトを予定よりも2便早いものに変更することができて、まあまあ成功だったのではないかと思います。またこのフライト変更に際しても携帯電話を利用して空席状況照会から予約変更までできてしまって、こんなに簡単でいいのだろうかと思うほどの便利さを再確認してしまいました。

ところが、最後まで油断は禁物です。帰りの伊丹空港への到着はフライトの遅れもあって午後7時過ぎとなったのですが、リムジンバスの出発は8時まで待たなければならないということで空港内のレストランで夕食を摂ってから帰ることにしたので、自宅に帰り着いたのは10時ちょっと前のことでした。この時には私の体調も万全で、ほとんど疲れも感じていなかったのですが、その晩、寝ている間に胃痛で目を覚ますことになったのです。

その後も朝までキリキリと痛む胃のせいで眠りも浅かったので、朝起きてから朝食もあまり食べられずに胃薬をもらい、「ちょっと昼まで休む」といって布団に入ったと思ったら、その後ますます症状は悪化して体温を測ると38℃、この時は出張の疲れで風邪を引いたのかとばかり思っていました。日頃ストレスで胃が痛むなどということのない私なので、慣れない胃痛はちょっとどう対処したものかといった感じでしたが…

結局この週末はほとんど布団で過ごすことになってしまい、また食事も全然欲さず、妻が買ってきてくれたアクエリアスで水分といくらかの養分を摂るのみという完全に病床の人だったのですが、何とか月曜には出社できる程度には回復し、やれやれといったところでした。

というようなことを一緒に出張に行った同僚に話をしようと思っていたら、なんとその2人も全く同様の症状に見舞われていたということがわかり、苦しみを共有できてホッとしたのか、あるいは自分の不摂生のせいでなかったということがわかったからなのかどうかわかりませんが、急に気分が楽になってしまいました。発症までの時間から考えると、伊丹空港で食べた夕食か、昼の弁当のいずれかだろうということなのですが、まあそれを追究しても特にいいことはないのであまり考えないことにしました。

ちょうど出張先での雑談で「海外では水に気を付けないと」というような話をしていたところだったのに、まさか日本国内で、しかもこの涼しい時期に食中毒に見舞われるとは思いもよりませんでしたが、これも自分の抵抗力が弱っているということもあるのでしょうね。やはり適度な運動と規則正しい食事、十分な睡眠が大切なのですが、どれも守れていないような…