訳ありでないラ・フランス見た目より中身で勝負なのは私と同じ(ウソ)。

果物が嫌いという人はほとんどいないのではないかと思いますが、私が中でも好きなのはマンゴー、桃、梨の3つです。前の2つはちょっと高級な果物なので私のような庶民にはそうそう頻繁に食べられるものではありませんが、梨については旬の季節であればスーパーでも1個100円前後で購入できるので、秋というのはそういう意味でも幸せな季節です。また梨と一口にいっても色々な種類があって、私の一番の好みは豊水ですが、基本的には梨なら何でも来いです。

しかし、梨は梨でも洋梨となるとやはりちょっとした贅沢品になってしまい、スーパーで売られているのを横目で見ながら通り過ぎるだけになってしまうのですが、そのおいしさはその値段に見合うだけのものがあります。叔父が一時期産地の山形に勤務していた縁から、以前立派なラ・フランスを送ってくれたことがありますが、1個1000円くらいするのではないかというほど見事なもので、味も格別のものがありました。

さすがに自分で買うためにそれほどのものを買うことはできないのですが、らむね的通販生活さんの「わけあり ラ・フランス999円を買ってみました」という記事で紹介されていたやまがた特産屋さんの「訳あり ラ・フランス L・Mサイズ7~9玉入」というのに大変惹かれてしまったので、衝動的に購入してしまいました。しかも、2箱以上の注文で送料無料という言葉に釣られて2箱も購入してしまいましたが、一度にそんなに届いてどうするのかというのは「友達に配っても惜しくはないだろう」と気にしないことにしました。

注文したのは元の記事を見た直後の先週末のことで、これが届いたのは月曜日だったのですが、洋梨は収穫後の常温での追熟というのが欠かせないということです。ウェブページには

食べ方としては、ラ・フランスの肩やお尻のでっぱりの部分を軽く指で押して柔らかさを感じましたら、1~2時間程冷蔵庫で冷やし食べる直前に皮をむいて、お召し上がりになることをお勧めいたします。

と書かれており、一応食べ頃とされているのは明日17日でしたが、今朝触ってみると若干柔らかく感じられるようになっていたので数個を冷蔵庫に移動し、今晩試しに向いてみたところ、まだやや硬さはあるものの甘みは十分でとてもおいしく食べることができました。

「訳あり」というのは傷や色といった見た目だけの問題なので、贈り物には向かなくても自宅で消費する分には全く問題ありません。通常品では1980円のものが999円になっているということは、見た目の問題だけでおよそ半額になってしまっているのですから、気にならない人にとっては実にお買い得です。ただ残念ながら期間限定の商品で、既に販売期間が過ぎてしまっているのに今さらこうしてご紹介するのは申し訳ないところです。

ということで、今のところ幼稚園のお友達2人に2個ずつ分けただけで、まだ1箱以上残っているのであと何日かは毎日ラ・フランスを楽しむことができそうです。ちなみにラ・フランスというのは日本では洋梨の代名詞のような存在ですが、Wikipediaによると

日本では盛んに栽培されているが、本国フランスなどヨーロッパ各国では、気候が合わなかったためにほとんど生産されていない。

というのはちょっと意外でした。本場の洋梨というのは生で食べたことがありませんが、ひょっとしたらこれも日本のものの方が洗練されていておいしかったりするのかもしれませんね。