私の会社では社内の英検の制度があり、Native Speakerによる面接と、TOEICのヒアリングと読解によりそれぞれ5段階の評価が行なわれることになっています。先月そのテストがあり、今週その結果が帰ってきました。

以前も書きましたが、私は一応帰国子女の端くれなのでそれなりの成績が取れるのですが、そんな評価に本当に意味があるのかどうかがいつも疑問です。実際に必要なのは実践的な応用力だと思うのですが、それを客観的に評価するのは難しいので仕方ないということなのでしょう。

しかし、特にTOEICの方は後輩にスコアを聞かれても素直に答えにくいし、「今度やっと400点をクリアできました!!」なんて満足げに言われてどう反応してよいものか、困ってしまいます。私のスコアだと

  • 国際ビジネスマンとして重要業務を遂行できる能力を備えている。
  • 一般分野及び担当分野の文献、会議講演、放送などを十分に理解できる。

ということになっているのですが、前者は英語力の問題ではないように思えます。後者はまあそうかなあ、といった感じですが。でも、TOEICの問題というのはNative Speakerには全く難しいものではなく、自然に解けるものばかりだと思うので、減点があるということは多少でも理解できないことがあるということなんですよね。だから会議の席上では大事なことがちゃんと理解できない危険性があるというわけで、そんなに満足できるようなことでもないのではないかと…

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