今日はワーナー・マイカル・シネマズのファーストデイ・サービスの日(一般的には映画の日)である毎月1日にあたるということもあり、妻と二人でハリー・ポッターとアズカバンの囚人の映画を観てきました。二人とも前2作は家でDVDで観ただけなのですが、今までに日本語版が出版されている原作は全て読んでいます。また今回は映画の公開に備えて原作を復習しておきました。
その映画ですが、私たちは原作を読んでストーリーや細かい設定などを知っていたので、2時間半という長めの作品ながら時間を忘れて楽しむことができ、あっという間に終わってしまったというような感覚でした。しかし、もとの原作全体を忠実に表現しようとしてしまっているために、むりやり詰め込んでしまっているような感もあり、原作を知らない人に対しては説明不足ではないかと思われるような点が多々あったというのも事実です。
今回は前2作と監督が代わっているということが関係あるのかどうかわかりませんが、微妙に設定が変わっていてハグリットの小屋や暴れ柳が以前は平坦な場所にあったはずなのに、いつの間にか崖の下の方にあったりするのも妙な感じでした。
また、キャストが成長して大きくなってしまっていたり、新しい役者に変わっていたりはしましたが、それを見るのも面白かったりします。特にネビル・ロングボトム役のマシュー・ルイスが随分様変りしてしまいました。ハーマイオニーは今回大活躍なのですが、ハーマイオニー役のエマ・ワトソンも随分キレイになってきたような気がします。
というような感じですが、私たちは単純に楽しむことができ、これで一人千円とは安すぎる、と満足しています。原作を読んだことがない人は観に行く前に読んでおくと、一層楽しめると思いますが、映画を観たあとで原作を読んで謎解きを楽しむというのもいいかもしれません。