そろそろWindowsUpdateでWinXP SP2の配布が始まろうとしていますが、次期WindowsであるコードネームLonghornたるOSの発売時期がさらに延期されて、2006年後半になるということが明らかになったようです。

現在圧倒的なシェアを誇るMicrosoft Windowsですが、最新版であるWindows XPが発売されたのは2001年10月25日、もう3年が経とうとしています。その間にMacOSは毎年バージョンアップを重ねて大きな進化を遂げ、性能・機能的にはWindowsを凌駕するようになりました。

比較的大きなバージョンアップの場合にはその都度経済的な負担が要求されるので、頻繁なバージョンアップが良いものであるかどうかは難しいところですが、この日進月歩の進化を続けるコンピュータ業界における3年間の停滞は、少々問題があるのではないかと思います。特に近年はいわゆるコンピュータウィルスにより大きな問題を何度も引き起こしていますし、セキュリティに対するユーザ側の要求も高いものになってきているのではないでしょうか。

2006年後半ということはあと2年、Windowsは停滞を続けるということが表明されてしまったわけで、それに対して世間のユーザは何の不満も持たないものなのか、またPCや周辺機器のベンダもWindowsだけで満足できる状況が続くものなのか、非常に興味があるところです。唯一の現実的な対抗馬であるAppleのやり方次第である程度のユーザを引き寄せることもできるのではないかと思いますが、やはりハードウェアをAppleのみが作っているような状況ではあまり変わらないでしょうか…

Asahi.comの記事はすぐにリンク切れになってしまうので、MYCOM PC WebImpress PC Watchの記事へのリンクを追加しておきます。

関連投稿