高級スポーツカーを揃えるポルシェのラインアップの中で最廉価版(といっても500万円は超えますが)のライトウェイトスポーツであるBoxterですが、その最初のモデルチェンジが発表されたそうです。
ぱっと写真を見せられてもその違いにはなかなか気づかないほど、先代のイメージを強く残していますが、ヘッドライトが上位車種に似た楕円形のものに改められているのが見分けるポイントとなりそうです。もちろんボディラインやバンパーも全く違うものになっているのですが、誰が見てもBoxterに間違いないと言えるもので、アイデンティティを大切にするポルシェらしいデザインの変化です。911シリーズでもモデルチェンジごとに少しずつ変化していますが、一段階ごとの変化はあくまで”911″の枠内のものですね。
日本車でも旧車種の売れ行きが良かったときに「キープコンセプト」といって先代のデザインを漂わせた新車種をリリースすることがありますが、それらの製品は往々にして失敗してしまうように思います。それはやはり4年周期という短いライフサイクルの間にイメージを定着させることが難しいためではないかと思います。また、短期間で作られたデザインの完成度にも問題があるのかもしれません。例えばマツダのロードスターの場合には例外的に長い8年という期間をおいてモデルチェンジが行われたため、イメージを壊すことなく完成度高いものができたのではないでしょうか。先代に比べて販売数量が多くないのは単に時代的背景(景気と、先代のときには類似車種がなかった)の問題と思われます。
私にはポルシェなど買えるような収入がありませんが、それでも無理すれば手が届かない訳でもないということで、フェラーリよりもやや現実的な夢を見ていられるよう、素晴らしい車をこれからも作り続けてほしいと思います。Boxterなら一生のうちにはなんとか…
