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Versa パンク

2012 Versaあんな状態のインパネは写真に撮っておくべきだったと今になって後悔したりしていますが。

ついついタイミングを逃してここには書きそびれていたのですが、アメリカの多くの地域では自動車が生活必需品、ということで我が家でも妻のために車を購入していました。一家に2台なんて日本ではちょっと贅沢な気もしますが、公共交通機関の発達していない所では日本でも同様でしょうか。私の通勤のためには車が必要ですし、その間の買い物や通院、学校の送り迎えその他にもやっぱり車が必要なので仕方ありません。

ということで、妻の車は妻に選んでもらったのですが、色々制約のある中で選ばれたのは日産Versaという車で、これは日本では既に販売終了になっているティーダと同じ小型ハッチバック車です。すでに発売から8年が経過している息の長い車でモデル末期ということになりますが、その分不具合は出つくして安定しているだろうという期待もありました。インテリジェントキーなんていう無駄に高級な機能も付いていたりしますが、ナビの画面が小さく操作性も良くないなど古臭さを感じさせる部分もあります。日本でも小さめの車なのでアメリカでは余計に小さく心細くも感じますが、取り回しは楽で近所で乗り回すには良いかと思います。

さて、このVersaも先週までは一度タイヤ空気圧警告灯が付いたので空気を入れた、ということくらいで他には何のトラブルもなく、枯れた車で良かったと思っていたのですが、その印象も一変してしまいました。

先週の土曜夜に同じ住宅地内の友人宅に子供を送っていった妻から電話がかかってきて、タイヤの空気が抜けて途中からガラガラと音がするようになって、見てみたらタイヤが外れかかっている、というのです。私も慌てて行ってみるとたしかに右前のタイヤがリムからほとんど外れてしまっていて、リムにも傷が付いてしまっていました。とりあえずその場でスペアタイヤに交換し家に戻りましたが、ディーラーもタイヤショップも日曜日は休みで、月曜日は夜8時まで開いているというので、今日月曜日の夕方早めに帰宅して修理に行くことにしました。ただ、月曜日は車に乗る用があると妻が言うので、スペアタイヤは後輪に移動し、くれぐれも注意して乗るよう伝えてから今朝は出社したのでした。しかし、今朝顧客との電話会議を聴いているところで妻からメールが入り、色々な警告灯が点いてスピードメーターも動かず、走っていると大きな音がする、などというので何か大きな故障になってしまっているのかと急いで戻り、ディーラーに持っていくことになりました。スピードメーターが動作しないので何MPHで走ったのかもわかりませんが、ハザードランプを点滅させながらとにかくゆっくり走ったので、道のりのいかに長く感じられたことか…

結局夕方には車を受け取ることができたのですが、ディーラーではパンクを修理しただけで、タイヤを元に戻して故障の記録を消去すると問題なくなった、ということでした。しかし、空気圧とABSトラクションコントロールまでは直径の異なるスペアタイヤを付けたせいで警告灯が点灯するのも理解できなくはないのですが、エンジンやブレーキの警告灯まで点いて、さらにスピードメーターは全く動かず、CVTの変速も行われない(「大きな音がする」というのはよくよく聞いてみると変速が行われないせいでエンジンの回転数が上がったことによるものだったようでした)、というのは全くまともな仕様とは考えられません。

ディーラーのサービス担当者もこういう状態は初めてだとのことでしたが、色々調べてもらったおかげでパンク修理だけなら$10程度で済みそうなものが$100もかかってしまいました。ちゃんと走行テストもしてくれたようなので、$100でまた安心して乗れるようになるならいいか、と妻とは納得したつもりでいたのですが、やっぱり技術者の端くれとしてはまともに設計されたシステムとは思えません。結局腹の虫が収まらず、日産USAのウェブサイトから「これは想定通りなのか」と質問メールを送ってしまいました。一体どういうことになるのかわかりませんが、日本人設計者にも届いたりするんでしょうか。

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