私がMINIを購入したのは今から9年前、ということで4回目の車検を終えて、今日先程ディーラーから引き取ってきました。
購入当初は運転が楽しくて仕方なかったので、週末のたびに大山などへ500kmほどのドライブに出かけたりしていたため、最初の2年で走行距離が4万kmほどにも達してしまいました。しかしそこで「このペースではあっという間に寿命を迎えてしまう」と気づいてちょっと控えるようになったのと、コロナ禍に外出自体が減り、そして最近はもっぱら歩いて出かけるようになったために運転の機会が激減しており、現在のオドメーターの値は78000kmほどに抑えられています。
しかし、走行距離に応じて劣化する部品もあれば経年に応じて劣化する部品もあるので、さすがに9年となると故障知らずというわけには行きませんでした。今回の車検整備ではクーラントポンプ、冷却水の循環ポンプから水漏れしている、ということでポンプの交換が必要となりました。ポンプ自体の部品価格は国産車に比べれば高いとはいうものの3万円ちょっとなのでまだいいのですが、交換するためにインテークマニフォールドを脱着しなければならないということで、ポンプ交換だけで工賃が7万円ほども掛かってしまうのでした。まあそのままでは車検も通りませんし、以前の車でウォーターポンプからの冷却水漏れでオーバーヒートした痛い経験もありますので、ここは大事に至る前に直しておかなければなりません。
今回はこの他にウォッシャー液のポンプからも液漏れしているということで合わせて交換してもらいましたが、こちらは部品と工賃で25000円ほどだったので、クーラントポンプに比べれば可愛いものです。このほか諸々の整備で総額30万円弱となってしまったので、やはり輸入車は維持費がかかるというのは仕方のない事実です。
とはいえ、これまでの9年間に故障らしい故障は何一つなかったので、「BMWの車も最近はよくできているんだな」などと思っていましたし、乗っていて不満に感じることは未だにないので、これからもまだしばらく大事に乗っていきたいと思います。今回はなんとなく35万円程度までは覚悟していたので、なんとかその範囲に収まっただけでも良しとしましょう。