最近は「携帯電話」とはいっても通話よりもメール端末としての利用の方が盛んだったりもしますが、一般に広く利用されているEメール(インターネット・メール)の他に、どのキャリアでももう1種類のメールサービスが利用できます。DoCoMoなら「ショートメール」、VodafoneとTu-Kaなら「スカイメール」、auでは「Cメール」といっているものがそれで、制御用通信のすき間を利用しているため低料金なのがメリットですが、送信可能文字数が100文字前後に制限されることと、基本的に同一キャリアのユーザ間でのみ送受信可能という制約があるため、現在ではあまり積極的に利用されていないのではないかと思います。私自身もCメールの送信は一度もしたことがなく、月に数回迷惑メールを受信するだけなので、正直に言えばなくしてしまってほしいと思っていたほどです。

そんな状況をもったいないとauも考えたのか、家族割契約家族間のCメール送信料を無料にすると発表されました。私が送信するメールの多くは妻との連絡となっているので、これはちょっと嬉しい発表です。Eメールでも1通話当たりの料金は大したことはないのですが、積もり積もるとそれなりの金額になりますから、タダになるに越したことはありません。

これまで非常に地味なサービスとなってしまっていたCメールですが、これでまた日の目を見ることになるでしょうか。といっても、これまでも利用する人は普通に利用していたのでしょうが。

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