日本維新の会が0歳児から投票権与えるという「0歳児選挙権」を次の総選挙のマニフェストに組み込もうとしているとのことで話題になっています。維新の会が言うには、次の世代を担う若い世代の意見を政治に反映するべきだということですが、果たしてこのような制度で問題なく目的が果たせるものなのでしょうか。
もちろん0歳児が誰に投票するかなんて決めることができるわけもありませんから、成人になるまでは親が代理行使することを想定しているとのことですが、それは子どもの意見でもなんでもなく、実際には子供がたくさんいる親の声が大きくなると言うだけのことです。それは憲法第14条の法の下の平等に反することにはならないのでしょうか。
過去に吉村代表は「自分には子供が3人いるから4票の影響力を持っている」などと言ったことがあるそうで、本当だとすればなかなかとんでもない発言です。当然のように子供の分を自分がすべて使うという前提で話をしているのも恐ろしいというか、困った話です。
そもそもなぜ関西で日本維新の会の人気が高いのかが本当に理解できません。必要なところの資金をカットしすぎてコロナ禍のときにも大変なことになっていたのではないでしょうか。妻によると吉村代表の甘いマスクのせいだとのことですが、私にはさっぱり理解できませんし、そんなことで政治を、自分たちの生活を決められては困ります。
有権者にはしっかり考えて権利を行使してほしいものです。