4年間もの長きにわたって我が家の玄関の住人であったグッピーの一族が、ついに先日滅亡してしまいました。近所の人が「増えすぎたから」と20匹程度分けてくれたのが始まりで、それから全盛期には100匹近くが60cm水槽にひしめいていましたが、自動餌やり機の調整失敗で、帰省から戻ってみると20匹程度が死んでしまっていたという事件を境に減り続け、ここ数ヶ月は大きな水槽にたった3匹という状況でした。血が濃くなりすぎたのか、最近一年ほどはほとんど子供も生まれないような状態だったので、寿命がわずか半年強といわれるグッピーが絶えてしまうのも時間の問題だったといえるでしょう。
たかが小さなグッピーといえど熱帯魚なので、飼育には大きめの水槽と、常時28℃程度に保たれたきれいな水が必要ということで、それなりの投資と維持費、手間が必要でした。家の中で最も寒くなる玄関先で一年中、60リットルもの水を28℃に保温するためにはヒーターの電力が相当必要だったでしょうし、汲み上げ式のフィルターと照明の電力も馬鹿にならなかったのではないかと思います。また照明を付けているせいで水槽はあっという間に藻が繁殖してしまいますので、きれいなグッピーの姿を鑑賞するためには定期的に掃除しなければなりません。育児に比べれば大したことではないかもしれませんが、食事が必要なら病気にもかかるので、世話はさほど簡単なものではありませんでした。
当初は水槽にしがみついていた子供もしばらくすれば飽きてしまい、ただ惰性で飼い続けるような形になってしまいましたが、小さな生き物に対する関心を抱かせるきっかけにはなりましたので、全く無駄なものではなかったと思います。今でもカメとザリガニ、カブトムシの幼虫が元気に生活していますが、これらにはまだ興味を持って接しているようです。まだ命の重みというものを頭で理解できる年齢には達していないようですが、自然に身につけてもらえればなあ、と思っています。
