80年代後半から90年代にかけて一世を風靡したPet Shop BoysというUKテクノポップユニットがあります。今はもうすっかり影を潜めてしまいましたが、最近はどうしているでしょうか。最初の全英ヒット曲となるWest End Girlsがリリースされた頃、私は当時イギリスにいてこれを聴き、すぐに12inchシングルのレコードを購入しました。

レコードは今でも実家に置いてあるはずですが、レコードプレーヤーを屋根裏にしまってしまったのですぐに聴くことはできません。今度実家に帰ったときには引っぱり出していろいろ聴いてみたいと思います。できれば自宅に持ち帰って、PCに取り込んでしまいたいと思いますが、プレーヤーを置く場所がないのが問題です。でも12inchのレコードはジャケットが大きくて、今思えばゴージャスなのでコレクションしたくなりますね。CDではちまちましていてあまり眺める気にもならないので、最近はPCに取り込んだらすぐに段ボール箱の中にしまってしまいます。

それはさておき、そのPet Shop BoysのメジャーデビューアルバムPleaseをまた聴きたくなったのでレンタルしてきました。

Please
Please

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Pet Shop Boys
EMI America (1986/05/02)
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全曲通して聴いたのはもう10何年ぶりかになると思いますが、さすがに音がシンプルで古くさいところもあり、当時としてはなかなか新鮮だったのに現代では通用しないかもしれません。それでも古きよき時代を思い起こさせるものがあり、私にとっては懐しさだけではない感慨があります。Neil Tennantの抑揚のない歌声に無表情なChris Loweの演奏する姿が目に浮かびます。

日本語版の公式サイトはすでに閉鎖されてしまっていて寂しい限りですが、本国ではまだまだ健在のようです。最近はもうベスト盤やリミックスアルバムばかりとなってしまっているのですが、彼らの曲にはオリジナリティがあると思うので、また再び表舞台に返り咲いてくれることを期待したいと思います。

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