長男が自由に自転車に乗れるようになったので、一緒に自転車で出掛けたり、買い物に行く時に乗りたいということで、妻用にいわゆるママチャリを購入しました。次男を乗せるためのリア用のシートと2〜3歳児用のヘルメットも購入し、準備は万全です。

在庫入れ換えのための現品処分ということで13800円から1000円引きというものがあり、ちょっと珍しい色だったのを気に入ったということでこれを購入したのですが、こんな値段で新品の自転車が買えてしまうというのもちょっと恐しい気がします。私のマウンテンバイクは80000円ほどで安い方なのですが、これと比較すると同じ種類の乗り物とはとても思えません。車で言えば軽トラとランエボくらいの違いでしょうか。

自宅から10kmほど離れたショッピングセンターに大きな自転車売り場があるということで車で買いに行ってしまったのですが、ママチャリというのは案外大きくかさばるもので、うちの車の4人乗車の状態では積むことができませんでした。そこで金を出して配達してもらうのも癪なので、仕方なく私が漕いで帰ることにしましたが、11kg程度のマウンテンバイクに慣れた私にはママチャリが重くてたまりません。安物ながら一応3段変速付きなのですが、重くて重くてある程度の下り坂以外では最高速段にはできません。ある程度以上の登り坂になると最低速段でも重くて登れず、降りて押すという屈辱を味わうことになりました。結局、10kmの道のりを40分ほどで走りましたが、かなりの疲労感でその日は何もする気になれませんでした。

マウンテンバイクに初めて乗ったとき、それまで知っていた自転車とは違う種類の乗り物だと感じたことを、再び逆のパターンで思い知ることになったわけですが、おかげでその価格差にも納得することができました。やっぱり自転車は軽さが命です。フルサスのバイクにも憧れますが、ダウンヒル以外では重さが災いすることもあるはず、と自分に言い聞かせて物欲を抑えることにします…

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