Amazon.co.jpウェブページのコンテンツを解析してそれにあわせて最適な広告リンクを自動的に作成するというサービスはGoogleがAdSenseという名前で以前から提供していて、営利・非営利問わず数多くのサイトで利用されているのが目に付くようになっています。この私のblogでのつい先ほどまでページの最下部に付加していたのですが、私自身があまり興味を持てないリンクばかりが表示されることと、それ故にAdSenseはAdblockでブロックして表示しないようにしてしまっていたということもあって撤去してしまいました。

その代わりに、AdSenseのAmazon版といえるAmazonおまかせリンク(TM) ベータ版というのが観測気球さんで紹介されているのを見付けたので、これをさっそく導入してみました。Amazonの説明では

Amazonおまかせリンク(TM)は、常にあなたのWebサイトの内容に沿った商品を自動的に選択して表示します。設定の仕方はとても簡単です。以下のツールで、希望の色や広告サイズを選択し、作成されたコードをあなたのWebサイトに貼り付けてください。独自のアルゴリズムに基づいて、あなたのWeb サイトにあった商品を表示しますので、紹介したい商品やキーワードを個別に設定する必要はありません。また、Webサイトの中身が変わった場合もリンクの更新が不要です。※現在このサービスはベータ版です。

ということになっています。

一応ベータ版ということなので、今のところアダルト商品なども構わず表示されてしまうようなのでちょっと注意が必要かも知れませんが、数回リロードするとそれなりにふさわしい商品が表示されるようなので様子を見ながら使ってみることにしました。

しかし私の場合、すでにAmazletを利用してAmazonへのリンクは手動で貼り付けているので、映画やCD、書籍などを紹介しているようなエントリーの場合にはリンクが重複してしまうことになるのが痛し痒しといったところです。とはいえ、普段はいちいち紹介しない原作本やサントラ盤も簡単に見つかるようになるというのはとても便利かもしれません。

今後改良を期待したい項目としては、すでにコンテンツに含まれているのと同じ商品は紹介しないようにすることと、アダルト商品が表示されないようにできることですね。とりあえず今のところはそれなりにコンテンツとの関連性もあるものが選ばれているようなので、ベータ版としての出来は良いのではないでしょうか。記事の中に固定リンクを作成してしまった場合、その商品が改訂された場合などに追従できないという問題もあったので、それを解決するためにも便利かもしれず、閲覧者側にとってもメリットがあるので単なる小遣い稼ぎツールという以上の使い出があるのではないでしょうか。私も何か問題が見つかるまではしばらく使ってみたいと思います。

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