UNIQLO +J ライトダウンボリュームパーカ

いい買い物ができたのでしょうか。
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今や世界的にもある程度知られるブランドとなったUNIQLOがこのご時世に大混雑になったというのがつい先日ニュースになっていましたが、その原因となった+Jというラインの発売に今回は私も乗っかってみました。「流行は乗るのではなく作ってこそカッコいい」と子供の頃から信じている私なので、話題だからといって飛びつくのは本意ではありません。しかし、だいぶ傷んでしまったということで昨年まで着ていたダウンジャケットを処分してしまっており、いずれにしても購入する必要があったところで+Jが発売されると聞いたため、タイミングが良かったというわけです。

「+J」というのはデザイナーブランドJil Sanderとのコラボレーションで実現したコレクションですが、2009年から2011年までで終了していたものがこの秋復活したということで話題になっており、ファッションにはまったく疎い私の耳にも入ってきたのでした。

発売当日は一部店舗での大混雑もあったようですが、オンラインストアも繋がりにくい状態が暫く続いていました。こういうときはウェブブラウザよりも公式アプリがいいだろうと思って、目当ての商品を「お気に入り」に登録し、ユーザー情報やクレジットカード情報もあらかじめ登録して数タップで購入できるよう待ち構えていたのですが、それでも通信の混雑から挙動が不安定になっていました。私は売り切れてしまったらそれまでの縁だと割り切っていたので時々試してみるくらいだったのですが、結局午後2時くらいになってようやく落ち着いてきたようで、すんなりとは行かないまでも処理が進むようになり、まだ在庫も残っていたので目当ての商品を注文することができました。

ということで購入したのはライトダウンボリュームパーカ(ブラック)です。フード周りと袖口のデザインに特徴があるほかはそれほど特別な感じはしませんが、機能的に良いのがわかっていてもシームレスダウンが好きになれないので、普通に縫い目のあるところも良いと思っています。また、色をブラックにしたのは裏地がワインレッドになっているところが気に入ったためですが、他の色も裏地との組み合わせはそれぞれ悪くないと思います。ロングコートもありましたが、ハーフのほうが着る機会がありそうなのと、そもそも私が注文するときには既に売り切れてしまっているようでした。

他のガジェット系の予約販売に慣れてしまっていたので意外に感じてしまいましたが、注文してから数日で手元に届きました。早速羽織ってみるととても軽く、ゆったりしていて着心地はなかなか良かったです。実店舗で試着するということもできなかったのでサイズ感など若干の不安はありましたが、袖丈などもまったく問題ありません。ちょっと暖かい日が続いているので防寒性能などはまだわかりませんが、家の中で着ているとすぐにポカポカしてきたのでちょっと期待しています。

「なんだかんだいっても結局ユニクロだから」なんていう声も聞こえてきましたが、ユニクロの品質と価格にJil Sanderのデザインであればいいとこ取りで素晴らしいことではないでしょうか。それがもし逆だったりしたら酷いことですが、そんな事はあるはずもないでしょう。1万円少々のダウンジャケットとしては非常に高品質に見えますし、デザインとして派手さはありませんが機能と見栄えは両立されているのではないかと思います。

商品ページのレビューを見ると買えなかった人が星1つの評価で色々書いていたり、ボリューム感がないと言ったあとで無理にコロナに絡めている人などもいたりで、まったく商品の参考にはなりませんが、話題性だけで買おうとするとそんなものなのでしょうか。そもそも既に完売した商品のレビューは表示する必要もないでしょうし、URLを知っていたりググったりせず普通に閲覧しているだけではたどり着かないのですが。

GUとH&M

H&Mこの町で薄利多売が続くかどうか。

ちょうど今から1年前のゴールデンウィークに、私の地元駅ビル内にGUがオープンしました。GUといえばユニクロを運営するファーストリテイリングの廉価ブランドですが、そもそも「高品質なのに低価格」を売りにしているはずのユニクロよりも安い、ということは品質が犠牲になるのは避けられないだろうというのが自然な発想でしょう。そのため、これまで私は何度か店を覗いてみることはあったものの、実際に何かを買ってみるということがありませんでした。

しかしつい先日、GUで売り始めたスター・ウォーズコラボTシャツに良さそうなものがいくつもあるというのを知ったので、790円のTシャツなら何回か着てすぐヨレヨレになったとしても諦めが付くだろう、と買いに行ってみました。店頭で触れてみた感じでもユニクロのものより生地が薄いのはわかりましたが、縫製が雑というようなことはありませんでしたし、とにかく大事なのはスター・ウォーズのプリントです。ユニクロのスター・ウォーズコラボTシャツは、アメリカにいる間に着ていて見知らぬ人に褒められることが何度もあったので、まったく侮れません。ちなみにコラボTシャツはすぐに着てしまうのではなく、何年か寝かせてみんなが忘れた頃に着るという「熟成」がポイントです。

それはそれとして、問題はこの時レジに行く途中でつい手に取ってしまったビッグポロなるものです。クーポンを使うと990になるというだけで購入してしまい、店頭でろくに確認せずに買ったのが悪いのですが、そもそも黒無地のポロシャツなんてどれでも同じだと思っていたのが大間違いでした。よくよく考えると胸ポケットが付いている時点でダサいのですが、不思議な事に着てみた瞬間から「オジサンっぽい」のが鏡を見なくてもわかりました。もちろん、私は年齢的にはオジサンですが、それとは別の話です。妻も洗濯したものを畳んでいるだけでももう着てほしくないと思ったそうで、先程は一体どこからこのダサさが漂ってくるのか夫婦で議論してしまいました。微妙なバランスの違いでこうも印象が違うものか、と服飾デザイナーの仕事の難しさを再認識した一軒です。

ところで、今年の3月には同じ駅ビルの中にH&Mまでできてしまいました。H&Mといえば2008年に銀座に進出してきたスウェーデンの廉価ファッションブランドですが、こんな地方都市にまで進出してくるとは思ってもいませんでした。良く言えばベーシックで飽きのこない、悪く言えば地味で没個性なデザインのユニクロに対し、有名デザイナーを起用したりしていますし、そもそも海外のものなので日本では新鮮さがあります。アメリカではどこのショッピングモールにも入っているような感じであちこちにありましたが、アメリカで見ると良さがわからず店内に立ち入ることすら一度もなかったと思います。

やはりオープン当初は行列ができたそうなのですが、ゴールデンウィーク中とはいえそろそろ落ち着いているだろうと思って行ってみました。そこで購入したのがヤシの木柄のポロシャツデザインTシャツの2点、合計2798円でした。本当は他にもっといい柄のTシャツがあったですが、店頭にはサイズが小さいものしかなくて残念でした。値段が値段なのでそんなにオシャレというものではありませんが、さすがに上記GUのビッグポロのようなことはないでしょうから、普段着には十分ではないでしょうか。私にはそれを着て電車に乗れるかどうかという一つのボーダーラインがあるのですが、とりあえずそのラインはクリアできると思います。件のビッグポロはそれ以前の問題なので、申し訳ありませんが恐らくこれ以上着ずに車磨き用にでもなるのではないでしょうか。まあそれにしても、安いですよね。もともと衣類は原価率が低いので、それを下げても回転が良ければ儲かるのでしょうか。

ちなみにH&Mのレシート、どちらも「ファンシージャージー」となっているのですが、これは一体何なのでしょうか。「ファンシージャージー」で検索するとH&Mがたくさん出てくるのですが、そうでないものもあって、それもどう見てもジャージではないのに「ファンシージャージー」と明記してあって…ファッション業界の専門用語なのでしょうか。ちょっと検索してもわからないのでとても気になりますが、それほど気にしている人もいないようなのが非常に不気味です。