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Nicki Minaj – The Pinkprint Tour

自分の世界ではありませんでした。

先日、思いがけずNicki MinajのコンサートThe Pinkprint Tourのチケットが4枚手に入りました。ちょうど私の家族が帰国中でいなかったため、日本人の同僚の間で同行者を募ったのですが、残念ながら誰からも希望がなく、米人社員Aが彼女と行きたいというので2枚譲り、結局1枚は使わず私一人で行くことになってしまいました。Nicki Minajといえばそれなりのビッグネームだと思うのですが、やはりラップというのはとっつきにくいのか、そもそも関心もなく知らないのでしょうか。私もラップは苦手でほとんど聞きませんが、Nicki Minajはポップアーティストとも多く共演しており、またNicki自身の曲もポップチャートでいくつも大ヒットしているものがありますので、そういった曲だけでも楽しめればいいかという思いで行ったのでした。

場所はメトロデトロイトの北の方にあるDTE Energy Music Theatreという屋外コンサート会場で、Pine Knobというスキー場とゴルフ場に囲まれた緑豊かなところで、ここなら大きな音も迷惑になることはなさそうです。会場に到着するとまもなく前座が始まったのですが、事前に何も調べずに行ったので途中で知ったのは前座が4組もあるということです。それも全てラップでした。

前座は順にDej Loaf、Tinashe、Rae Sremmurd、Meek Millという私は名前も知らないような人たちでしたが、それでも何曲か聴いたことがある曲、Nowに入っていて持っているような曲もありましたし、会場はかなり盛り上がっていましたので無名の人たちではないようでした。特に、Meek MillはNicki Minajと婚約しているのだということをチケットを譲って一緒に行ったAから聞きました。ちなみにどうでもいいのですが、Meek MillはDream Chaser Recordsというレーベルを興しているらしいのですが、そのロゴがRolls Royceの丸パクリで、わざとやっているのかもしれませんが私には格好悪く見えて仕方ありませんでした。また、ヒップホップの世界では爆発音が流行っているのでしょうか。Nickiの時には使われませんでしたが、それ以外の前座の人たちはしきりに鳴らしていて、私はもう食傷気味でした。

それはさておき、9時頃になってようやくNicki Minajの出番となりました。Wikipediaにはセットリストが載っているのですが、それを見ると実に38曲、いったいどれだけの時間続くのだろうと思ってしまいました。しかし実際にはワンコーラスしかやらない曲が多かったり、観客に歌わせる曲なども含まれていたようで、ちょうど2時間ほどで終わりました。

私が知っている曲はヒットした4曲だけだったのですが、周りの人達は終始一緒に歌い踊っていて、私がこれまでに行ったことのあるコンサートとは大きく雰囲気が違い、客層もあってちょっと怖く感じてしまいました。黒人が多いのはいいのですが、髪型や服装が私と普段付き合いのある人達とは違うのです。まあどんな感じか行ってみよう、というのが私のモチベーションだったので、目的は達成できたとも言えます。しかし中には小学生くらいの子供を連れて来ている人もいて、セクシーさを強調したステージを見せて教育的に問題はないのか他人事ながら気になってしまいました。

辛かったのは音量の大きさです。前座の時点ですでに耳は正常に聞こえなくなってきていて、まともに音楽が聞けているのかどうか怪しい状態でした。終わったあともしばらく耳鳴りが続いていて、ようやく気にならなくなったのは3日くらい経ってからだったかと思います。しかし私はそんな状態なのに周りの人達は全く問題なさそうだったのですが、これはひょっとして歳のせいなのでしょうか。もう会場の前の方に座ってはいけないのかもしれませんし、コンサート用の耳栓を準備しておくべきなのかもしれません。実は以前も買っておこうと思いつつ、次の予定ができてからにしようと思っていたところ、今回は急だったので間に合わなかったのでした。次は同じことにならないよう、今から準備しておくべきですね。

印象的だったのは、歌い終わったあとにふと見せる、Nickiのなんとも言えない幸せそうな表情です。この人にとってはこれが天職なのだろうな、と思わせるようないい表情でした。